夏至です。
商人舎オフィスのそばを流れる。
新田間川。
毎週、あるいは2週に一度は食べたくなる。
味噌ラーメン。
トッピングはキャベツとバターコーン。
体のことを考えると、
ちょっと許されない。
けれど心のことを考えると、
これでよろしい。
一日中、原稿執筆に勤しんで、
夜はいきなりステーキ。
山本恭広編集長が大好きだし、私も結構好きだ。
それに亀谷しづえGMが付き合う。
夏至の満月。
ストロベリームーン。
夏至のストロベリームーン。
何かいいことがありそうだ。
商人舎流通スーパーニュース。
ツルハnews|
’24年商1兆275億円5.9%増・経常利益7.4%増
㈱ツルハホールディングスは、
5月期決算の会社だ。
その2023年5月16日~2024年5月15日の業績が、
売上高1兆0274億6200万円。
前年同期比5.9%増。
1兆円を達成した。
愛でたい。
日本で最初の1兆円はダイエー。
1980年2月。
私はその瞬間、
神戸三宮のフォルクスに特設された会場で、
取材をしつつ、
当時の中内功社長の写真を撮っていた。
ドラッグストアで一番最初の大台越えは、
ウエルシアホールディングス㈱。
2022年2月期に売上高1兆0259億円、
前年同期比8.0%増。
㈱マツキヨココカラ&カンパニーは、
今年の3月期に1兆0225億、7.5%増。
だから商人舎6月号のランキングは、
以下のようになった。
マツキヨココカラの1兆円から2カ月後、
ツルハホールディングスは、
わずかにマツキヨココカラを抜いて、
第2位になった。
そしてウエルシアとツルハは、
2027年12月31日までに、
経営統合をする。
この3年間にまだまだ、
波乱はあるかもしれない。
そのツルハ、
営業利益は492億円(8.0%増)、
経常利益493億円(7.4%増)。
営業利益率、経常利益率はともに4.8%。
テレビも新聞も、
1兆円の大台を達成したことを、
もっと強調してもいいと思うけれど、
3社目となると騒いだりしない。
ちなみにヤマダ電機は、
2005年3月期に売上高1兆円を突破。
「家電量販店業界のみならず
専門量販店では歴史上初めて」と自賛した。
ファーストリテイリングの売上高1兆円は、
2013年8月期。
「アパレルメーカーも含め、
衣料品関連企業では初めて」
スーパーマーケット業界では、
トップのライフコーポレーションが、
2030年度の数値目標として、
「売上高1兆円」を掲げる。
「経常利益350億円、店舗数400店舗」
2031年3月期だ。
「1兆円」は定量的な財務面の大台である。
規模の問題、スケールの基準。
ピーター・ドラッカーは、
「目標管理」において、
重要なことを指摘している。
「有形の経済的な目標のみならず、
無形の目標を含まなければならない」
私はいつもこれを強調して講義する。
1兆円を達成したツルハにも、
これは指摘しておきたい。
さてもう一本、
ノジマnews|
「ノジマセンキョ割2024」実施/投票済証明書提示で550円引き
㈱ノジマが「センキョ割」を実施する。
センキョ割学生実施委員会の運動に参加する。
ノジマは2022年の初参加から今年で3年目となる。
東京都知事選は7月7日投開票。
その実施に対して、
投票済証明書を提示すれば、
特典が受けられる。
目的は若い世代を中心に、
選挙に関心を持ってもらうこと。
期間は6月20日(水)~7月15日(月・祝)まで。
東京都内のノジマ59店。
東京都知事選の投票済証明書、
もしくは投票所の看板の写真を店頭で提示し、
合計税込1000円以上購入のモバイル会員限定で、
550円引きとなる。
「都知事選掲示板ジャック」などが起きているが、
「センキョ割」は面白い。
主催は全国センキョ割学生実施委員会。
[企画概要]
投票に行ったと証明するモノを
協力店舗で掲示すると
各種サービスを受けられる企画。
㈱ワカゾウが行っている社会貢献事業。
[目的]
若者の政治参加のきっかけづくりと
選挙を地域活性化に活用すること。
最終的には選挙全体を楽しい、
ポジティブな雰囲気にしていくこと。
全国で見るとノジマのほかに、
アピタ・ピアゴ・ユーストア、
マックスバリュ東海、ローソン、
ヴィレッジヴァンガードなどが参加している。
全国センキョ割学生実施委員会。
略称NHK党より、
断然健全で、面白い。
〈結城義晴〉