日本スーパーマーケット協会設立25周年。
帝国ホテル。
パネルディスカッションの後で、
記念パーティーが開催された。
はじめに岩崎高治会長のスピーチ。
もちろん㈱ライフコーポレーション社長。
協会の定款の話から始めた。
定款の第3条が素晴らしい。
「会員企業相互の成長発展を通して、
スーパーマーケットの健全な発展、
およびわが国の食料品流通機構の
近代化・合理化を促進し、
ライフラインとしての食品の
安定供給を図るとともに、
より豊かな国民生活の実現に
寄与することを目的とする」
「この目的を果たすために、
政治、行政など関係方面へ
広く政策提言を行うほか、
わが国におけるスーパーマーケット業界の
位置づけを確かなものにするために
積極的な情宣活動、調査研究活動、
および社会貢献活動を行う」
岩崎さんの話を聞きながら、
「近代化・合理化」の次に、
「現代化」を目指す時だと思った。
もちろん岩崎さんには、
それはよくわかっている。
政治、行政に向けては、
「年金問題などにスーパーマーケット産業の
意見が反映されていない」
政治家も行政官も会場に来ていたが、
はっきり言うべきところは言う。
だから「一つになって発信していく」
「円安などマイナス要因はあるけれど、
日本はいい国です。
前向きにやっていきましょう」
岩崎さんは自分でも言ったが、
故清水信次さんのようになってきた。
その後、坂本哲志農林水産相、吉田宣弘経済産業大臣政務官、斉藤鉄夫国土交相などの挨拶。
そして小泉進次郎衆議院議員。
簡潔なスピーチの最後に、
「業界が一つにならねば」と言った。
スーパーマーケット産業を、
よく知ってくれている。
乾杯の後は懇親に次ぐ懇親。
今回はたくさん写真を撮った。
まずは岩崎会長。
直近で起こった細かいことも、
きちんと知っていて、
温かい言葉をかけてくれた。
ありがとう。
そして川野幸夫名誉会長。
加藤産業㈱社長の加藤和弥さん。
私は「円安は新常態」の話をした。
猫宮一久㈱アークス社長。
コーネル大学ジャパン伝説の一期生。
物流問題に関して、
「北海道はむしろ有利だ」と私は言った。
㈱平和堂社長の平松正嗣さん。
副会長のお役目、お疲れさまでした。
秋の食品フェアに関して、
お詫びをした。
そしていつものツーショット。
㈱万代社長の阿部秀行さん。
サミット㈱社長の服部哲也さんが加わった。
お二人とも副会長でパネルに登壇した。
お疲れ様。
ヤオコー社長の川野澄人さん。
いつもクールな話しぶりを褒めた。
西友社長の大久保恒夫さんとは、固い握手。
協会理事でもある。
㈱オークワ社長の大桑弘嗣(ひろつぐ)さん。
アメリカ研修の成果を語り合った。
㈱ハローズ社長の佐藤利行さん。
私のブログをスマホのアプリにして、
愛読してくれている。
最近の好調な業績の話をした。
ボルサリーノの佐伯行彦さんが加わった。
㈱さえきセルバホールディングス社長。
㈱エコス社長の平邦雄さんは、
筋トレをしていて筋肉質の体躯となった。
業績も好調だ。
㈱カスミ社長の塚田英明さん。
コーネル大学ジャパン伝説の一期生。
最新店の「ブランデ三郷」を褒めた。
そしてコーネル大学ジャパン三期生、
㈱マルエツ社長の本間正治さん。
「絶対に成果を出します!」と決意を語った。
パーティーの終わりのほうで、
わざわざ私のところにやってきてくれたのが、
㈱ヨークベニマル社長の大高耕一路さん。
大髙善興会長そっくりだ。
初対面だが、 実に感じのいい経営者だ。
そして大創産業㈱社長の矢野靖二さん。
アメリカのDAISOはもう160店になった。
すごい勢いだ。
卸売業では国分グループ本社㈱社長の國分晃さん。
一般社団法人日本加工食品卸協会会長。
いつも若くてハンサムな経営者だったが、
最近は貫禄が出てきた。
隣はその専務理事の時岡肯平さん。
時岡さんもコーネル・ジャパン一期生。
㈱伊藤園副社長の本庄周介さん。
タリーズコーヒージャパン㈱とチチヤス㈱の、
代表取締役に就任した。
隣の松井康彦さんは、
商人舎エグゼクティブプロデューサー。
㈱寺岡精工社長の山本宏輔さん。
来年は創業100周年を迎える。
井上淳さんは日本チェーンストア協会で、
専務理事・副会長を務めた。
そして協会を支える江口法生専務理事。
パネルディスカッションの司会も務めて、
八面六臂の活躍。
最後は並木利昭さん。
ライフコーポレーション顧問。
25年前に清水さんを支えて、
この協会をつくったのは並木さんだ。
ありがとうございました。
日本スーパーマーケット協会は、
ポリティカルな面を強くもつ。
特定技能の飲食料品製造に、
スーパーマーケットの「総菜調理」が追加された。
これなどこのポリティカルな協会の成果の一つだ。
清水さんの遺志を継いで、
しっかりした足取りだ。
それが私には何よりうれしい。
〈結城義晴〉