結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年07月12日(金曜日)

イオン/エコス/良品計画の四半期決算と[とんがれ★こだわれ]

1日中、オフィスで仕事。
夕方、みんなで花金の軽い一献。
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さて商人舎流通スーパーニュースは、
「的確な報道と美しい文章」を標榜しています。

日々の流通情報を伝える場合も、
それを読んでくださる人たちに、
いい日本語で伝えたい。

まだまだ足りないところだらけですが、
それを目指したいと考えています。

ご愛読のほどを。

㈱セブン&アイ・ホールディングスに続いて、
イオン㈱の第1四半期決算が発表された。

イオンnews|
第1Q営業収益2.4兆円/過去最高収益も減益

営業収益が2兆4492億円で、
対前年同期比5.4%増。

営業利益477億9500万円(7.1%減)、
経常利益453億9700万円(5.7%減)。

四半期純利益は51億2500万円(71.1%減)。

増収減益はセブン&アイと同じ。

営業収益は過去最高を更新。
好調だ。

営業利益と経常利益は前年比では減益だが、
前年が過去最高だったからそれ次ぐ水準となった。

営業利益率2.3%、経常利益率2.6%。

ま・だ・ま・だです。

総合スーパー事業は、
営業収益8539億円(1.5%増)だが、
営業損失34億4800万円。

これもイトーヨーカ堂と同じ。

スーパーマーケット事業は、
営業収益7318億円(10.1%増)、
営業利益36億7800万円(58.6%減)。

イオンのスーパーマーケット事業は、
日本最大にして唯一のナショナルチェーンだ。

その関東商勢圏のU.S.M.H㈱に、
㈱いなげやが加わる。
今年2024年11月の経営統合。

グループ売上高1兆円、1000店舗体制。

㈱フジは今年3月1日に、
㈱フジ・リテイリングと、
マックスバリュ西日本㈱を統合した。
こちらも2030年度目標を、
営業収益1兆円とする。

ヘルス&ウエルネス事業は、
営業収益3180億円(6.1%増)、
営業利益53億4300万円(74.6%減)。

ディベロッパー事業は、
営業収益1219億円(4.3%増)、
営業利益157億2900万円(12.2%増)。

セブン&アイが世界的なコンビニチェーンならば、
イオンはコングロマーチャントの道を歩む。

両者の違いが鮮明となり、
祖業の総合スーパーはまだ赤字だ。

時代の移り変わりを実感して、
私は感慨深い。

一方、好調なのがこの会社。
エコスnews|
第1Q営業収益331億円6.1%増・経常利益19.6%増

2025年2月期第1四半期は、
営業収益331億円で前期比6.1%増、
営業利益14億8500万円で19.1%増、
経常利益は15億5200万円で19.6%増。
四半期純利益も10億4700万円で19.2%増。
増収二ケタ増益。

営業利益率は4.5%、
経常利益率も4.7%。

日本スーパーマーケット協会設立25周年で、
久しぶりに社長の平邦雄さんに会った。
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驚くほど痩せていたが、筋肉粒々。
ストイックな人だ。

会社も筋肉質に変わりつつあるのだろう。

グループ店舗数129店舗。

良品計画news|
第3Q営業収益4957億円13.7%増・経常80%増の大幅増益

15年前の社長・松井忠三さんには、
商人舎の発起人になっていただいた。

その後も、良品計画は成長し、
今、社長は堂前宣夫さん。
ファーストリテイリングの元副社長。

成長路線はお手の物。

こちらは2024年8月期3四半期。
営業収益4957億円、前期比13.7%増。
営業利益424億6900万円、87.3%増、
経常利益433億2600万円、79.5%増。
四半期純利益335億円、79.4%増。

凄い経営だ。

全国のスーパーマーケットや、
リージョナルチェーンに営業をかけて、
リニューアルなどの際に出店する。

営業利益率は8.6%、経常利益率は8.7%。

四半期決算はいずれも好調。

月刊商人舎6月号特集。
’23年度「絶好調」の総括
「過去最高」を全体像の中で位置づける!
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特集では「絶好調」を総括したが、
それを堅持しているチェーンが多い。

イオンもエコスも良品計画も。
うれしいことだ。

しかしその根本の考え方を忘れてはいけない。
それがこれだ。

2024年6月の[Message of June]
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とんがれ★こだわれ

何によって憶えられたいか?
ピーター・ドラッカーの問い。
13歳の宗教の授業で牧師の先生から聞かれた。
そして彼は一生、自らに問い続けた。

何によって憶えられたいか?
これこそポジショニングである。
競争市場のなかの自社、自店、自分が、
どんな立ち位置をとるか。

それをはっきりと決め、
それを主張し、印象づける。
自分のポジションをくっきりと表明する。
何によって憶えられたいか?

店がフォーマットを構築するとき、
基本業態の原理と鉄則を堅持したうえで、
自分らしいポジショニングを創造する。
それが現代の競争力そのものとなる。

そのために、
自分らしくあれ。
とんがれ★こだわれ。
自分の顧客に知らしめよ。

この店しかないと思われる店。
コストコのように、
イケアのように。
トレーダー・ジョーのように。

そのために、
自分らしくあれ。
とんがれ★こだわれ。
志を定めよ。

〈結城義晴〉

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