7月最後の日。
暑い。
ニューヨーク外国為替市場で、
一瞬だが1ドル149円台後半になった。
150円を超えて円高が進むのは、
3月19日以来、4カ月ぶり。
一方、植田和男日本銀行総裁は、
金融政策決定会合を開催して、
政策金利を0.25%へ引き上げると決めた。
3月にマイナス金利政策を解除した。
しかし短期金利は0~0.1%だった。
それが0.25%になる。
アメリカは5%台の政策金利を続けている。
金利差はまだまだ大きい。
それが円安の主因だ。
さて、これからどうなるか。
一方、パリ五輪。
日本選手の活躍が目覚ましい。
男子バスケットボールは、
東京五輪銀メダルのフランスと対戦。
第4クオーターの最後の最後の残り10秒、
4点差でリードしていた。
3ポイントシュートを入れられても、
まだ1点上回る状態。
しかしそこでフランスにとって、
奇跡的なことが起こった。
なんと3ポイントシュートが入り、
そのうえそのシュートに対して、
河村勇輝が反則をしたとして、
ワンスローが与えられた。
そのフリースローも入って、
84対84の同点になってしまった。
その日本の反則も、
審判のミス(?)という見方もあって、
世間は大混乱。
それでも判定は覆らず、
日本男子は大番狂わせを逸した。
延長の5分間には、
4点差をつけられて負けた。
94対90。
本当に惜しかった。
男子体操団体総合の大逆転があったと思ったら、
バスケットの悔しい、おしい敗戦。
毎日毎日、一喜一憂。
夜も眠れない。
仕事に邁進しつつ、
ブログにはパリ五輪のことは書くまい、
と決めていた。
それができないほどに、
日本選手団の躍進が凄い。
書かずにいられない。
さて、
商人舎流通スーパーニュース。
オーケーnews|
2024JCSI顧客満足度のスーパーマーケットで1位獲得
JCSI(日本版顧客満足度指数)。
公益財団法人日本生産性本部の、
サービス産業生産性協議会が調査発表する。
2024年度第1回調査のスーパーマーケット業種で、
オーケー㈱が顧客満足度第1位を獲得。
2011年度に調査対象となってから14年連続。
JCSIが定める6指標は、
⑴顧客期待、⑵知覚品質、⑶知覚価値、
⑷顧客満足、⑸推奨意向、⑹ロイヤルティ。
オーケーはこのうち、
知覚品質、知覚価値、顧客満足、ロイヤルティの、
4つの指標で1位の評価を得た。
ちなみに業種別の顧客満足1位は、
百貨店が阪急百貨店、
コンビニエンスストアがセイコーマート、
ドラッグストアがコスモス、
飲食がサイゼリヤ、
カフェがスターバックス。
推奨意向(おすすめ度)と感動指標は、
阪急百貨店、コストコ、
セイコーマート、コスモス、
そして木曽路とスターバックスが、
それぞれ1位。
阪急百貨店、セイコーマート、コスモス、
そしてスターバックスは三冠。
オーケーとコストコ、
そしてコスモスの評価が高い。
それがこの調査の特徴だが、
すべてにわたって低価格要件が、
大きなシェアを占めている印象だ。
一方、
OICnews|
3年連続ミシュラン掲載のラーメン店「ソラノイロ」グループ入り
㈱ロピアのホールディングカンパニーが、
㈱OICグループ。
社長は髙木勇輔さん。
子会社の㈱eatopiaホールディングスが、
㈱ソラノイロ(宮崎千尋代表)と、
株式譲渡契約を締結した。
2015年~2017年の3年連続で、
『ミシュランガイド』掲載。
人気ラーメン店。
ブランドは、
ソラノイロ ARTISAN NOODLES、
そらのいろ NIPPON、
家系ラーメン 革新家 TOKYO。
外食チェーン、コンビニエンスストア、
さらに国際線機内食のメニュー開発にも関与する。
外食は多角化していく。
そこには専門性がある。
そのソラノイロを傘下に入れて、
宮崎代表の企画・プロデュース力で、
どんどん開発行為を進めるのだろう。
OIC グループは今後、
日本食の代表「ラーメン」事業だけでなく、
チルド麺のPB商品開発なども展開する。
「世界に通じるラーメンブランド」の確立。
髙木さんと宮崎さんが意気投合したのだろう。
ソラノイロの参画によって、
OICグループの企業数は27社となった。
OICグループは2031年度に、
グループ会社100社、
国内外合わせて売上高2兆円を目指す。
特別なことをしない限り、
特別な結果は生まれない。
オリンピックの金メダルと同じだ。
〈結城義晴〉