結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年08月02日(金曜日)

「みんなが正しいと言い始めたら一回はそれを疑ってみる」

月刊商人舎8月号の最終責了日。

原稿執筆に勤しみつつ、
入稿した。

編集長の山本恭広さん。
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編集スタッフも鈴木綾子さん。
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ゼネラルマネジャーの亀谷しづえさん。
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そして結城義晴。
これは自撮りです。
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今月はこれまでやらなかった企画。
楽しみにしてください。

しかしこの後、
私は悪寒がして急に体調が悪くなった。
熱を測ったら38.1℃。

そこで仕事を中止して、
明日に持ち越すことにした。
あと私が書くのは2ページほど。

急いで帰宅して、
お粥を食べて葛根湯を飲んで、
ベッドにもぐりこんだ。

多分、冷房にやられた。
風邪でしょうか。

だからブログは短く。

朝日新聞「折々のことば」

第3163回。

みんなが正しいと
言いはじめたら、

一回はそれを
疑ってみること。

一度だけでいいから
左を見てみること。
(永田和宏)

永田は歌人で、細胞生物学者。

言っていることはよくわかる。
別にへそ曲がりなのではない。

「生命には行き過ぎを元に戻す
負のフィードバックもあれば、
血液凝固反応に見られるように、
行き着くところまで行く
正のフィードバックもある」

これは学問上の専門の話。

「人もまたみなが一斉に一方向に動きだせば、
置いてきぼりにならないか不安になり
闇雲(やみくも)にそれに靡(なび)く」

これが集団志向である。

「パニックに陥る前に一呼吸置くべし」

同感だ。

『知の体力』から。
610764_xl

ピーター・ドラッカーは、
意思決定について書いている。

「マネジメントの意思決定は
全会一致でなされるようなものではない」

「意見の対立を見ない時には
決定を行わないこと」

みんなが正しいと
言いはじめたら、

一回はそれを
疑ってみること。

これは正しい。

きみに逢う以前のぼくに遭いたくて
海へのバスに揺られていたり

ありがとう。

〈結城義晴〉

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