月刊商人舎8月号の最終責了日。
原稿執筆に勤しみつつ、
入稿した。
今月はこれまでやらなかった企画。
楽しみにしてください。
しかしこの後、
私は悪寒がして急に体調が悪くなった。
熱を測ったら38.1℃。
そこで仕事を中止して、
明日に持ち越すことにした。
あと私が書くのは2ページほど。
急いで帰宅して、
お粥を食べて葛根湯を飲んで、
ベッドにもぐりこんだ。
多分、冷房にやられた。
風邪でしょうか。
だからブログは短く。
朝日新聞「折々のことば」
第3163回。
みんなが正しいと
言いはじめたら、
一回はそれを
疑ってみること。
一度だけでいいから
左を見てみること。
(永田和宏)
永田は歌人で、細胞生物学者。
言っていることはよくわかる。
別にへそ曲がりなのではない。
「生命には行き過ぎを元に戻す
負のフィードバックもあれば、
血液凝固反応に見られるように、
行き着くところまで行く
正のフィードバックもある」
これは学問上の専門の話。
「人もまたみなが一斉に一方向に動きだせば、
置いてきぼりにならないか不安になり
闇雲(やみくも)にそれに靡(なび)く」
これが集団志向である。
「パニックに陥る前に一呼吸置くべし」
同感だ。
ピーター・ドラッカーは、
意思決定について書いている。
「マネジメントの意思決定は
全会一致でなされるようなものではない」
「意見の対立を見ない時には
決定を行わないこと」
みんなが正しいと
言いはじめたら、
一回はそれを
疑ってみること。
これは正しい。
きみに逢う以前のぼくに遭いたくて
海へのバスに揺られていたり
ありがとう。
〈結城義晴〉