横浜商人舎オフィス。
㈱寺岡精工の川越純一さん(右)が来社。
松井康彦さん(中)も参加。
1952年生まれの同年。
もう40年近い付き合い。
学生時代から有名なテニスプレーヤーで、
シニアの日本選手権などにエントリーする腕前だ。
川越さんとさまざまなことを話し合った。
ありがとうございます。
さて「ほぼ日の學校」
「老いと筋肉は前向きに考えよう。」
先生は谷本道哉さん。
NHK「みんなで筋肉体操」の先生。
順天堂大学スポーツ健康科学部教授。
谷本さんへの質問。
「いつまでも歩けたり、不自由なく
日常生活を送れる体をキープするためには、
どういった運動をしておくといいでしょうか?」
谷本さん。
「それは圧倒的にスクワットですね」
わかってはいるけれど。
「足の筋肉って、
年齢が上がるとすごく落ちるんです。
特に、腿の前側とお尻から落ちていくんですけど、
その筋肉はスクワットでつけられますから」
「だからうちの母親とは
毎日スクワットをして、
やったらぼくにLINEを送る、
という決まりにしていますね」
母親思いの谷本さん。
「毎日、
しっかり丁寧に奥深くしゃがむ、のを10回」
「そのあと、
しゃがんでからできるだけ速く立つ、のを、
プラス5回」
「それをやったら報告のLINEを
ぼくに送るという
ルールにしてるんです」
これ、いいな。
私もやってみます。
そのスクワットの方法。
「まず、肩幅ぐらいで立ちます」
次に「つま先を少し外に開いてください」
「このほうが股関節を大きく折りたためますから」
「手はどこでもいいですけど、
邪魔にならないように目の前」
「ピシッと背筋を伸ばして、
背中を丸める動きは使わずに、
足の力でしゃがんで立ちます」
「後ろにある椅子に腰かける場合って、
少し前傾して、お尻を後ろに突き出しますよね?」
「それと同じで、お尻を後ろに
突き出すようなかたちでしゃがみます」
「ではやってみましょう」
「はい、奥深く、奥深く、
もうちょっと深く、もうちょっと深く」
「そこまでしっかりしゃがんで、
それから立ちます」
これを10回。
次に「スロートレーニング」
「スクワットと同じように少し前傾して、
奥深く、しっかりしゃがんで、
ここから立ち上がってきて、
完全に立ち上がりきらずに‥‥
またしゃがみます」
「上まで来て、立ち上がりきらずに
‥‥しゃがみます」
「こんなふうに、力を入れっぱなしで、
途中で力を抜くことなく動作を続けていると、
だんだん腿がパンパンになってきますよね」
「これ、乳酸が出てるんですね」
「乳酸が出ると、浸透圧の関係で水膨れして、
腿が張ってくる」
「このやり方だったら10回、15回ぐらいでも」
「腿がパンパンになってきましたか。
はい、この感覚が気持ちいいー!
はい、この感覚がたまらないー!」
谷本さん。
「筋肉には速筋と遅筋ってあって、
瞬発的な力を発揮できるのが速筋です」
速筋は普段なかなか使われない。
「速筋は乳酸をたくさん出しますから、
張ってくる」
筋肉が張るということは、
速筋がしっかり使われてるということ。
さらに「筋トレ方法のアレンジ」
「いまのスクワットの動きにプラスアルファで、
ゆっくり深くしゃがんでから、
できるだけ速くパッと立つんです」
「できるだけ速く立つと、
負荷の大小に関わらず全力を出すことになるので、
すごく速筋を使うんです」
「ゆっくり下ろして、速く立つ」
「下ろす動作はゆっくりやるほうがきつくて、
上げる動作は速いほうがきついんです」
これも谷本さんのお母さんがやっていて、
80歳だけれど元気だとか。
私もやろう。
⑴毎日。
⑵しっかり丁寧に奥深くしゃがむスクワットを10回。
⑶スロートレーニングを10回。
⑷しゃがんでからできるだけ速く立つ、のを、
プラス5回。
毎日更新宣言を書く前か、
書き終わったら、
必ずやろう。
それならばできる。
みなさんも、いかがですか。
川越さんはテニスプレーヤーだから、
やらなくても大丈夫でしょう。
私は始めます。
そしてLINEで報告します。
よろしく。
〈結城義晴〉