イスラエルと中東のイスラム諸国。
完全に戦争状態にある。
イスラエルは、
パレスチナのガザ独立区を弾圧し、
レバノンにも侵攻し、
イランと交戦する。
イランがまたミサイルで報復する。
現代の戦争は世界の人々に、
それを強く意識させない。
不思議な戦争だ。
しかしそれが現実だ。
世界は間違った方向に進んでいる。
ユダヤ人歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ。
「ネタニヤフが、
2022年12月に樹立した連立政権は、
最低であり最悪だ」
「それは、
救世主メシア信仰の狂信者たちと、
厚顔無恥な日和見主義者たちの同盟であり、
彼らは、治安状況の悪化をはじめ、
イスラエルが抱える問題の数々を顧みず、
際限なく権力を我が物にすることしか
眼中になかった」
手厳しい。
「ポピュリズムが、
イスラエルという国家を蝕(むしば)んだことを、
世界中の他の民主主義国家は
教訓として受け止めるべきだ」
「イスラエルも、アメリカや中国、
ドイツ、日本、イランと同じで、
21世紀には、中立の立場を守り、
他の人々に代わりに戦ってもらうのが、
最善の策であることを理解しているようだ」
皮肉な言い回しだ。
しかしそのうえで言い切る。
「人間の愚かさをけっして、
過小評価してはならない」
ここは万能の、
「ナマンダブ、ナマンダブ」の出番か。
私の伯父・結城信行、99歳。
大東亜戦争に負けたあと、
伯父はシベリアに抑留された。
厳しい寒さと飢えに耐えて、
何とか生きて帰ってきた。
抑留が終わるころ、
珍しく缶詰が支給された。
若い兵士が、
その缶詰を開けようとした。
しかし手がぶるぶる震えて、
開けられない。
寒さと喜びと緊張が、
缶切りで缶詰を開ける行為さえ、
阻んでしまったのだ。
伯父が代わって、
「ナマンダブ、ナマンダブ」と唱えながら、
缶切りを動かすと、
すんなりと缶詰が開いた。
前にもこのブログに書いた。
伯父の「ナマンダブ」は万能だ。
今、私たちにも、
そんな万能の呪文が必要だと思う。
私の家のそばの妙蓮寺。
商人舎流通Supernews。
ベルクnews|
学生対象の実践型ビジネス講座「ベルクアカデミー」開講
㈱ベルクは今、面白い。
学生を対象にして、
オリジナル実践型ビジネス講座を始める。
参加費無料の「ベルクアカデミー」。
募集対象は大学1年生~3年生、
専門学校・短大1年生。
総人数40名。
時間は17時~20時の「イブニング講座」で、
合計4回、12時間。
講座の内容は、
原島一誠社長のビジネス講話、
スキルアップLesson、
グループディスカッション、
パネルトーク、
ベルク教育ツール体験など。
ビジネス現場で必要となるスキルや思考法を、
ベルクの社長や幹部、現役社員がサポートしつつ、
実践的形式で学んでもらう。
講座の最終回には、
「Belc Academy Award」を開催する。
商品アイデアコンテストの優秀者、
アカデミー優秀修了者を特別表彰する。
さらに海外商品開発研修などの、
「SPECIAL特典」も用意している。
海外商品開発研修は、
学生にとって魅力的だ。
ベルクをよく理解した学生を、
採用することにつながる。
さらに原島社長自身も、
この講座にかかわる幹部や社員も、
勉強することができる。
成長する。
教える者こそ学ぶことができる。
私は学生ではないが、
参加して聴講してみたい。
お願いできないだろうか。
それにしてもベルクの最近の動きは、
他と一線を画している。
マネジメントにおけるポジショニングを追究している。
学ぶことに関しては、
人間の賢さをいくら、
過大評価しても構わない。
〈結城義晴〉