今日はホームコース。
景色も天気も素晴らしい。
素振りはいつも美しい。
朝7時半のスタート。
アイアンセットは元に戻して、
スティールシャフト。
やっぱりこのほうが安定する。
2時間ほどでハーフを終わって、
クラブハウスに戻ってくる。
わがままを言って、
スルーでラウンドした。
18ホールを一気に回る。
結構疲れるが、
私はこれが好きだ。
毎回、テーマをもって、
コースに臨む。
その成果も出て、
私のゴルフは少しずつ改善された。
風呂に入って、
食事をしてから、
アクアラインを飛ばして、
2時半に帰宅。
2時間ほど仮眠して、
横浜の日ノ出町へ。
待ち合わせ時間より少し早く着いたので、
駅前の京急ストアへ。
小型の便利な店だ。
それからフィットケアデポ。
小型2層の店で、
天井はスケルトン。
なかなか、いい。
2階の奥が食品や雑貨。
高校時代の同人誌「孼」の仲間。
年に4回の飲み会。
「孼」は「ひこばえ」と読む。
今回は2人が欠席。
72歳とは言え、
みんな忙しい。
今年に入って3回目だが、
いつも伊勢佐木町の「万喜多」。
右から城戸康、関孝和、廣部秀一、篠田宏。
年の割にはみんな若い。
終わると9時。
次は来年正月。
ひこばえ会はやっぱりとてもいい。
日経新聞夕刊「あすへの話題」
作家の佐々木譲(じょう)さん。
「後期高齢者の挑戦」
1950年3月16日、北海道夕張生まれで、
私たちより2つ年上。
1990年 – 『エトロフ発緊急電』で、
第8回日本冒険小説協会大賞、
第3回山本周五郎賞を受賞。
2002年、『武揚伝』で第21回新田次郎文学賞を受賞。
2010年、『廃墟に乞う』で第142回直木賞受賞。
2016年、第20回日本ミステリー文学大賞受賞。
年老いて活躍する作家だ。
夕刊のエッセイ。
「同い年の友人が、
自動車運転免許の更新を前に、
免許を自主的に返納した」
ひこばえ会でも話題に上った。
「彼はもう自動車には乗っていないし、
東京都内で生活するのに自分には
運転免許は不要、との理由だ」
「健康な友人だけれども、
老境を生きる準備に入ったのだ」
共感できる。
「わたしの場合、仕事場では
車なしの生活は不可能なので、
いま免許返納はできない」
「でも来年の運転免許の更新では、
後期高齢者として認知症検査もある」
後期高齢者は75歳以上だ。
「にわかに認知症予防が、
人生の大きなテーマとして
浮かび上がってきた」
私たちは今、そこまでいかないが2年後には、
佐々木さんのような気持ちになるのかもしれない。
そこで関連書を何冊も買い、
ネット情報も漁って予防法を調べた。
まず生活習慣病の治療が大事。
食生活を改善すること。
スポーツを続けること。
深酒とタバコをやめること。
さらに脳の活性化のため、
「興味と好奇心を持って生きること」
「趣味を持つこと」
「新しい趣味を始めよ、と勧めている医師もいる」
新しい趣味を始める余裕は、
私にはない。
佐々木さんは言う。
「予防効果のある趣味のうちに、
この年齢までついにやったことのないものが
ひとつある」
「興味はあったのにだ。
それを人生最後の挑戦かつ趣味とすべく、
教室に通うのがいいだろうか」
その新しい趣味は書かれていない。
「そんな再挑戦が奨励されるのであれば、
認知症予防生活も楽しめるか」
最後は前向きに考える。
遅咲きの作家が最後の趣味に挑戦。
それはそれでいいだろう。
しかし認知症予防に最高のものは、
仕事であると思う。
私はそれを確信している。
私の友人たちも、
みんな好奇心を失わずに、
何らかの生きがいを持って生活している。
7人が一人も欠けることなく、
集まることができる。
それは幸せなことなのだと思う。
認知症予防策は、
絶対に「仕事」です。
ありがとう。
〈結城義晴〉