結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年11月22日(金曜日)

火野正平・北の富士・高木剛各氏の訃報と大谷翔平「3度目のMVP」

訃報が続く。

俳優の火野正平さん。
11月14日に亡くなった。75歳。

まだまだ若い。

ユニークなキャラクターの役者で、
自転車に乗って日本全国を走った。
その紀行番組「にっぽん縦断 こころ旅」
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何の気なしにときどき見ていたが、
いい感じの番組だった。

北の富士勝昭さんは、
82歳で逝去。

大相撲第52代横綱北の富士。
優勝10回。

ライバルの玉ノ海ともども、
出世街道を登る過程をずっと見ていた。

私が中学に入った1964年に、新入幕。
2年後の66年に大関。

70年初場所後に横綱に推挙された。
ライバルの玉乃島(のち玉ノ海)と同時昇進だった。

そして北玉時代を築いた。

私はスピード相撲の北の富士派だったが、
玉ノ海のオーソドックスな相撲も好きだった。

玉ノ海は1971年10月11日、
現役横綱のまま27歳で没した。

10度の優勝を果たしたあと、
北の富士は75年に現役を引退し、
親方となって2横綱を育てた。

千代の富士は大鵬、北の湖と並ぶ最強の横綱、
北勝海は現在の八角相撲協会理事長だ。

北の富士はその後、大相撲の名解説者となった。
この解説も明快で洒脱。

大好きだった。
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スポーツ新聞の連載コラムは、
自ら原稿用紙に手書きした。
赤字を入れる必要のない文章だった。
読書家だった。

栃錦と若乃花の栃若時代、
柏戸と大鵬の柏鵬時代、
それから北玉時代。
そのあとは輪島と北の湖の輪湖時代。

そんな両雄時代は去った。

千代の富士時代、
貴乃花時代、
朝青龍時代。
白鵬時代。

そのあとは弱い横綱時代。

北の富士、粋な横綱だった。

それから、
高木剛さんも亡くなった。
元連合会長。

商人舎発起人に名を連ねていただいた。

三重県出身で、東京大学法学部卒業。
野球部レギュラーとして六大学野球で鳴らした。

故渥美俊一先生が同郷、同窓という間柄で、
私はその渥美先生から紹介を受けて親しくなった。

雑誌のインタビューにも応じていただいた。

旭化成工業で労働運動の世界に入り、
ゼンセン同盟会長を経て、
2005年から4年間、第5代連合会長。

2009年には小沢一郎民主党幹事長と組んで、
民主党政権誕生を樹立させた。

高木剛さんは80歳だった。

心からご冥福を祈りたい。

一方で、うれしいニュース。
大谷翔平がMVPに選ばれた。
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メジャーリーグのMVPは、
レギュラーシーズンに最も活躍した選手が受賞する。
ナショナルリーグとアメリカンリーグ、
それぞれに全米野球記者協会の記者30人が投票する。

大谷選手のMVP受賞は両リーグをまたいで、
2年連続3回目。

指名打者としては大リーグ初の快挙。
両リーグでの受賞は2人目。

大谷の受賞は30人全員が1位に投票した満票。
文句なしのMVP。

打率3割1分、ホームラン54本、130打点、
ナショナルリーグの本塁打と打点の二冠王、
それに59盗塁。

大リーグ初の50本塁打50盗塁の「50-50」。

アメリカンリーグのMVPは、
ヤンキースのアーロン・ジャッジ。
両リーグトップの58本塁打。
こちらも満票だった。

大谷翔平は凄い記録をつくったけれど、
人間としての在り方がいい。

そのコメント。
「ドジャースの一員として、
代表してもらったと思っているので、
みんなでつかみとったものだ」

「MVPをとりたいなと思って
シーズンに入ったわけではない」

MVP最多受賞はバリー・ボンズの7回。
次に多いのが3回受賞で、
ヤンキースのジョー・ディマジオ、
ミッキー・マントル。

それからアレックス・ロドリゲス、
そしてマイク・トラウトなど11人。

大谷は来シーズンから、
大リーグ史上2番目の4回目のMVPを狙う。

この大谷翔平時代を、
私たちはリアルで見ている。
世間は思い通りにならないことばかり。
だが大谷と時間を共有できる私たちは幸せだ。

さて私は朝9時半からオンライン会議。
㈱True Dataの取締役会。

日本有数のある企業を舞台に、
世界的なある企業と連携して、
画期的なシステムを推進します。

私は表現した。
「いつか日本全国を覆いつくすような仕組み」

みんな頑張ってください。
ご期待ください。

その後、東京・大手町。

大手町プレイスタワー。IMG_7547 (002)

クリスマスツリーが飾られていた。IMG_7549 (002)

大手町プレイス内科で、
血液と尿の検査。
そして診察。

ヘモグロビンA1ⅽは2カ月連続で6.1。
これは成人男性の上限6.2を下回った。

中性脂肪も79。
この上限基準は149だから、
こちらも快調。

尿酸値は4.5で順調。

田嶼尚子先生から褒められた。

ただしCPK(クレアチンホスホキナーゼ)値は、
基準に達しなかった。

「運動が足りないわね」と田嶼先生。

ゴルフとその練習はしているが、
日常的な運動が少ない。

「歩け、歩け、よ」

「御意。」

田嶼尚子先生の言うことは、
何でも聞く。

北の富士さんを超える85歳まで、
私は現役を続けることを公約している。

合掌しつつ、頑張りたい。

〈結城義晴〉

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