年極め購読が基本なのは、
私の古巣の「販売革新」と同じですが、
この号だけの購入もOKです。
申し込んでください。
その販売革新誌も、
来年から隔月刊となる。
寂しい限りだ。
今年の3月から、
結城義晴のブログには、
[毎日投稿]がある。
画面をスクロールして、
一番下の欄外を見てほしい。
吉本一夫さん。
月刊商人舎の熱心な読者でもある。
ありがたい。
昨日の吉本さんの投稿。
「私は、OKさんの強さは、ダイソーさん等の100円ショップと共通していると思っています。値札を見なくて、ただ欲しいもの、買いたいものだけを買えばいい、という所です。実はすごくエンタメ性の高い売場だと思っています」
結城義晴の返信。
「吉本さん、素晴らしい着眼点ですね。
「米国は最高の国であり、
最悪の国でもある」
「少なくとも高所得国の中では、
米国はその繁栄と残忍さにおいて
際立っている」
ウルフ氏の問題意識。
「米国社会の”病理”が、
経済ダイナミズムに
必要な代償なのか」
ん~、難しい問題だ。
「革新的な経済が
より調和のとれた健全な社会と
結びつかない理由は明確ではない」
「技術的にダイナミックな社会には、
米国のような荒々しい、弱肉強食の
個人主義が必要になるかもしれない」
「これにはハッとさせられるのではないだろうか」
同感だ。
「米国の大きな不平等と低中所得層の不安が、
規制緩和と低税率を求める超富裕層と、
自分たちがうまくいかないことへの
はけ口を求めた低中所得層の
政治的な合流につながったのではないか」
超富裕層と低中所得層が、
政治的な合流を果たして、
二度目のトランプ大統領が生まれた。
「もしそうだとしたら、
現在の脱工業化(製造業の重要性低下)と
抑制なき金融の時代に、
米国の活力が高いことが、
トランプ氏の台頭にみられる
新たな危険な扇動的独裁政治への
移行を招いてしまったことになる」
人間万事塞翁が馬だ。
「米国の繁栄と大国化を支えたのは、
法の支配、政治的安定、国民の一体感、
表現の自由、そして科学的卓越性だった」
「トランプ次期政権が進めようとしている
司法の武器化、科学への敵意、
批判的なメディアを抑制しようとする試み、
さらに広くは、多くの憲法規範への明らかな無関心が、
米国を支えてきた壊れやすい概念を
脅かす危険はないのだろうか」
それは大いにある。
「米国の共和制は、欠点も含めて、
おそらく世界史上最も顕著な成功例だ。
その強みが今、弱みと組み合わさることで、
築き上げてきたものを覆してしまう可能性は
あるのだろうか」
「我々は米国から学ばなければならない。
しかし今、法が支配する
民主主義の理想を重んじる人々は、
それに対する心配もすべきだろう」
私たちの日本は、
アメリカのようにはならないだろう。
しかし「最」がつかなくとも、
質の高い国で、しかも良い国こそが、
日本が目指すものなのだろう。
〈結城義晴〉
ウォルマートも同じですし、
そのウォルマートは、
ベンフランクリンの加盟店から始まりました。
つまりダイソーと同じバラエティストア出身です。
ウォルマートに倣ったオーケーが、
ダイソーに似ているというのは、
そのことに由来しています。
エブリデーロープライスは、
1年間売価を変えない戦略です。
だからワンコインストアは、
究極のエブリデーロープライスなのです」
会社の出自は大事だ。
ウォルマートがバラエティストア出身ならば、
ライバルのターゲットは百貨店から発した。
ウォルマートがEDLPを貫徹すれば、
ターゲットはハイ&ローを展開する。
今回の「東大阪の陣」で言えば、
上陸したオーケーがEDLPならば、
迎え撃つ万代はハイ&ロー。
そういえば万代はかつて、
「万代百貨店」と称していた。
ターゲットと同じ出自ということになる。
だからこそオーケーと万代は、
棲み分けすることができるのだと思う。
さて今月号には面白い記事がある。
[大阪のお母さんたちが明かす
「オーケー高井田店」への本音]
欲しいのは「お楽しみ感」です
㈱いいねいいねドットコム代表取締役 衣笠真佐美
オーケー高井田店オープンの日、
衣笠さんにも取材してもらった。
その衣笠さんご自身の取材と、
いいねいいねのお母さんたちの声を集めて、
独特の視点の記事となった。
[NO GOOD]の項目にあるのが、
「オーケーカードの本体価格×3/103割引の意味が不明」
その通りで、疑問点をズバリと書いてくれた。
ありがとうございます。
さて、日経新聞の「オピニオン」欄。
よく、読む。
今日はとくに考えさせられる。
「病を抱え繁栄する米国」
Financial Timesのマーティン・ウルフ氏。
チーフ・エコノミクス・コメンテーター 。