結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年01月29日(水曜日)

イオンリテール営業企画本部長interviewは米国研修同窓会!

今日は千葉県の海浜幕張。
毎日、なんだかんだで飛び回っている。

イオンタワーアネックス。
IMG_5228

2階のロビーにいたら、
鈴木哲男さんと遭遇。IMG_5231
 お元気、大活躍。
商人舎2月号に寄稿していただいた。

ありがとうございます。

それから写真を撮り忘れたが、
笹川譲さんから声をかけられた。
㈱明治屋商品事業部の関東支店副支店長。

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科で、
私の講義を受けてくれた。

2004年度の3期生だ。

懐かしい。

まだ商業界社長の時代、
毎週土曜日に講師をしていた。
「ホスピタリティマーケティング」

頑張ってほしい。

イオン本部に来ると、必ず誰かに会う。

目的はインタビュー。

イオンリテール㈱営業企画本部長。
伊藤竜也さん。
IMG_5237

2018年の7月に、
イオンリテールの米国研修があった。
私がコーディネーター。

今、当時のブログを見返してみても、
ほんとうに中身の濃い研修だった。

伊藤さんも参加して、
グループ発表では準優勝だった。
当時は浦和美園店店長。
IMG_5660.JPG2
伊藤さんにとっては初めての米国旅行で、
それが原点となったと言ってくれた。

2021年に営業企画本部長に就任して、
現在の4大フェアなどをつくった。

立て板に水のような語り。
実にいい内容のインタビュー。
IMG_5240

途中から間渕和人さんも参加してくれた(右)。
執行役員経営企画本部長。

広報部長の森拓也さんも加わって、
和やかな座談会のようになった。

みんなアメリカ研修の修了生。
IMG_5670.JPG2
伊藤さんの営業企画革新の考え方に、
私も目から鱗だった。

いい勉強になった。

インタビューの内容は、
月刊商人舎3月号でお披露目する。
楽しみにしてください。

最後に全員で写真。
私の隣から間渕さん、伊藤さん、森さん、
そして広報部の関本彩佳さん。
撮影は山本恭広編集長。IMG_5252
ありがとうございました。

帰りの電車のなかでも思った。
いいインタビューだった。

イオンにやってくると、
いつも同窓会のようになる。

それは嬉しいことだ。

さて日経新聞の記事。
「セブン、発注システム刷新」

セブン-イレブン・ジャパンが、
店舗の基幹システムを全面改革。

今年の春から順次、ストコンを廃止する。
そしてタブレット端末やスマートフォンに変える。

アメリカでは当たり前のようになっている。
それをセブン-イレブンの2万1000店が、
業界の先陣を切って始める。

ストコンは「ストアコンピューター」。
スーパーマーケットやチェーンストアでは、
必須のシステムだ。

従業員の勤怠管理や廃棄商品の登録、
商品の販売動向などの情報を一元管理する。

セブンは1978年に、
発注端末機「ターミナルセブン」を導入。

システムの刷新を執拗に繰り返してきた。
それはセブン-イレブンの独壇場だった。
鈴木敏文の執念ともいえるシステム構築だった。
なによりも「単品管理」を支えた。
seven

現在も店舗ではNEC製のストコンをはじめ、
発注用、検品用の専用端末を使用している。

今後はタブレットとスマホが、
それらを兼ねた機能を備える。

1店舗に平均4、5台ずつ本部から貸与される。

ストコンに入っていたデータや、
独自のネットワークは、
クラウドで管理される。

これまでは発注や販売データ分析などは、
事務所に戻って端末で作業した。

これからは売場で働きながら、
ブレットやスマホでそれができる。

従業員が事務所と店内を行き来する回数は、
1日当たり4割程度減る見込みだ。

現在は複数店を経営するオーナーが増えている。
新システムでは複数店の実績を、
同時に比べることもできる。

勤怠管理も簡単になる。

さらに商品やイベントに関しても、
事前設定によって、
関連情報が定期的に端末に配信される。

レジは全国で約4万5000台稼働している。
これも26年度中に新システム対応の、
小型サイズのタブレット端末に切り替えられる。

レジの刷新は17年以来約9年ぶり。
小型化によってレジスペースは30%以上空く。

そのスペースを使って、
カレーパンや焼き菓子、スムージーなど、
レジ横商品を増やす。

新レジは英語、中国語、韓国語の表記も可能。
増加するインバウンド客への対応も強化する。

セブン&アイにとっては久しぶりに、
明るいニュースだ。

加盟店のためのシステム刷新は、
フランチャイズビジネスの最重要案件だ。

その現場のためのシステムは、
鈴木敏文の思想を受け継いでいる。

セブンもイオンも、
日本小売業のリーダー企業として、
革新を続けている。

嬉しいことだ。

〈結城義晴〉

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