第54回Supermarket Trade Show2020の交流記
Supermarket Trade Show。
2020年は第54回。
日本セルフ・サービス協会が、
1964年にセルフサービスフェアを始めた。
1991年、第25回を機に展示会の名称を、
現在のスーパーマーケット・トレードショーに変更。
2009年には協会同士の合併があった。
全国スーパーマーケット協会と統合。
2010年、名称を変えた。
新日本スーパーマーケット協会。
さらに2018年、
全国スーパーマーケット協会となった。
しかし日本のスーパーマーケット企業が、
産業を挙げてこのテーマ資源を育てた。
千葉市の海浜幕張駅から10分。
会場は幕張メッセ。
カメラマンが大看板を撮影している。
幕張メッセでは、
「こだわり食品フェア」
「デリカテッセン・トレードショー」
「フードテーブルinジャパン」
の4つのフェアが同時開催されている。
プレスルームに寄ってから、
ホール8に降りていくと、
すぐに田中康夫さんとばったり会った。
㈱リテールパートナーズ社長、
㈱丸久社長。
勉強家の田中さん。
「いつも読んでますよ」と、
うれしい言葉。
ありがとうございます。
会場を歩いていると竹田昭男さん。
㈱静鉄ストア社長。
SDGsのバッチはお揃い。
志もお揃いだ。
大髙善興さんにもお会いした。
もちろん㈱ヨークベニマル会長。
「消費増税以降、大変だよ。
でもみんな頑張ってくれていて、
成績はむしろいいよ」
月刊商人舎8月号で、
私は[Cover Message]に書いた。
「7月の参議院選挙で与党が勝利し、
10月1日からの消費増税は決定的だ。
軽減税率導入も翻ることはない。
中小企業に認定された会社と
それ以外の会社との不公平措置も、
変更されることなく、粛々と進む。
しかしこの不公平競争の結果、
国の優遇政策の恩恵を受けない企業が、
目の前の厳しい苦難を潜り抜けつつ、
本当の体力と地力をつける。
厳しければ厳しいほどに、
それを楽しく乗り越えた企業には、
本物の組織力という
恩恵がもたらされるのだ――」。
大髙さんも同じことを述懐した。
ブースを回る。
まずホール8の入り口に、
広大なTERAOKAブース。
最新のシステムがこれ。
バルク販売用の秤とプリンター。
寺岡和治会長自ら実演してくれた。
バルクケースのふたの部分に、
センサーがついていて、
そのバラ商品を取ると、
秤に連動していて
重さに応じて、
価格シールがプリントアウトされる。
それを持参の容器に貼るだけで、
チェックアウトできる。
これ、欧米にもっていったら、
爆発的に普及すると思う。
寺岡さんを囲んで写真。
右は松井康彦さん。
商人舎エグゼクティブプロデューサー/アドパイン代表。
社長の山本宏輔さんがやって来て、
4人で記念写真。
隣にも広大なブース。
パナソニック。
旧知の阿久澤光明さん。
パナソニック産機システムズ㈱の
新事業開発本部ソリューション企画部部長
兼販売促進部担当部長。
省エネ・省力・省人のシステム提案が、
とても充実していた。
国分グループ本社㈱のブースは、
実にセンスアップしている。
ホール4は食品の展示場。
久しぶりに出展したのが、
ブルーチップ㈱。
社長の宮本洋一さん(右)と、
㈱とくし丸社長の住友達也さん。
住友さんは「バイヤー大学」で、
講演を終えてから、
このブースにやってきた。
ご苦労様です。
さらにブルーチップが提携している、
ベトナム「スカイラック」のお二人。
社長のNiwatana Phruthwongwanさん、
秘書のJitanong.D.Mameisinさん。
左は金田正勝さん、
ビーコミュニケーションズグループ㈱取締役財務部長。
ブルーチップは最近、積極的に、
サバ缶や鰯缶をつくっている。
さらにベトナムやタイで、
商品を調達してきて提供。
つまり商社機能を持つ。
ブルーチップはこのところ、
何屋かがわかりにくくなっている。
これこそ「現代化」であるし、
成果は大きい。
それから㈱プログレスデザインへ。
社長の西川隆さん(右)と、
プライズ代表の井上謙二さん。
ホール4にはお弁当・お惣菜大賞のコーナー。
㈱利恵産業社長の浜野仁志さん。
お弁当・お惣菜大賞のサラダ部門で、
最優秀賞を獲得。
豆とクスクスのサラダ。
浜野さんは、
商人舎ミドルマネジメント研修会にも、
アメリカNYCツアーにも参加して、
これまた意欲にあふれる若い社長だ。
本部前のコンコースで、
㈱関西スーパーマーケットの柄谷康夫さん、
取締役営業副本部長。
コーネル大学ジャパン奇跡の2期生。
さらに関西スーパーのお二人。
壇野隆さん(中右)と清水裕之さん(左)。
壇野さんは営業本部執行役員第1店舗運営グループマネジャー。
清水さんは第1店舗グループトレーナーチームチームリーダー。
右の衣笠真佐美さんは、
㈱いいねいいねドットコム社長。
ブルーチップ常務取締役の中野茂さん。
それからちょっと離れた展示場へ。
Future Store “NOW”2020。
「スーパーマーケットの、
5年後から10年後の近未来を、
小売企業と関連事業者が共に議論し、
そこで生まれたアイディアや可能性を
情報提供するプロジェクトです」
日本気象協会と㈱True Dataが、
共同で出展している。
日本気象協会news|
気象&POSデータ需要予測「売りドキ!予報」サービス開始
それからこの未来ストアのホールで、
芹澤政満さんと佐藤聖さん。
芹澤さんは㈱シジシージャパン常務取締役。
佐藤さんは日本ヘルスケア協会常務理事。
「人生100年 I love野菜」を提案している。
夕方になってホール1へ。
菓子・スイーツのコーナー。
やおきんは人気を集める。
㈱髙山のブースで、
社長の髙山時光さん。
安西哲哉さんは、
㈱フリーデン常務取締役。
60周年、おめでとうございます。
磯野計一さんにもばったり。
磯野さんは㈱明治屋相談役。
㈱マルト社長の安島浩さんとは、
固い握手。
そこに中村洋子さん。
中村さんは㈱スズキヤ社長。
お二人とも全国スーパーマーケット協会の常任理事。
最後の最後に会ったのが、
三科雅嗣さん、
㈱いちやまマート社長にして、
このトレードショーの副委員長。
今日の初日(12日)は訪問者2万4771名。
堅調に開幕を終えた。
おめでとう。
〈結城義晴〉