新型コロナ有望薬「レムデシビル」とライフコモレ四谷店オープン
昨日のブログで全文を掲載した。
5000字を超える長文だが、
ざっと全体を見ておいてほしい。
ブログの小文字部分は、
飛ばし読みでもいいけれど、
要点は了解しておいてほしい。
その発表の後、
さまざまなイベントが中止になった。
安倍晋三首相自身が、
2週間の間のスポーツ・文化イベントを、
自粛するよう要請して、
プロスポーツはほとんどすべて、
延期になったし、
コンサートなども次々に、
中止や延期を発表した。
商人舎流通スーパーニュース。
日本チェーンドラッグストア協会news|
JAPANドラッグストアショー開催中止
第20回の節目を迎えていた。
「JAPAN ドラッグストアショー」
3月19日(木)から21日(土)までの予定。
幕張メッセで開催。
やむなく中止となった。
「ジャパンショップ」
3月3日(火)~6日(金)
東京ビッグサイト。
これも中止。
さまざまなイベントが取り止めとなる。
仕方ない。
しかし明るいニュースもある。
日経新聞電子版。
新型コロナの有望薬「レムデシビル」
アメリカ国立衛生研究所(NIH)。
「National Institutes of Health」
新型コロナウイルス治療の有望薬候補がある。
「レムデシビル」
NIHが世界規模での治験に着手する。
NIHは米合衆国連邦政府の下にある。
保健福祉省公衆衛生局傘下。
1887年設立。
最も古い医学研究の拠点機関。
本部はメリーランド州ベセスダ。
国立癌研究所、国立心肺血液研究所、
国立老化研究所・小児保健発達研究所、
国立精神衛生研究所などで組織される。
専門分野の研究所と医学図書館など。
全部で27の施設と事務局があって、
1万8000人以上のスタッフがいる。
そのなかで6000人以上が科学者だ。
アメリカは、トランプを別にして、
やはりすごい国だ。
そしてこの「レムデシビル」は、
ギリアド・サイエンシズが開発した。
「エボラ出血熱の治療薬」だ。
コロナウイルス系疾患に対して、
効果が期待できるとの研究結果がある。
そこで中国などでは、
患者に試験的に投与されてきた。
「治験」によって、
改めて安全性と効果が確認できれば、
治療薬の第1弾として早期承認される。
「治験」とは「臨床試験」のことで、
ストレートに言えば人体実験だ。
この治験は、
国立アレルギー・感染症研究所が主導。
ネブラスカ大学と協力して進められる。
世界50カ所で偽薬とレムデシビルを、
コロナウィルス患者に投与し、
治療効果を検証する。
治験参加数は400人程度で、
募集が開始された。
すでにレムデシビルは、
中国や日本で新型コロナ患者に対して、
試験的に投与されてきている。
中国の現地を視察した世界保健機関代表が、
2月24日(月)にレムデシビルについて発言。
「現時点で本当に治療効果がある
とみられる唯一の薬」
期待したいが、
この治験が成果をあげて、
新型肺炎の治療薬と認証されれば、
重篤化した患者への対応は進む。
そしてこの問題は、
解決に向かうかもしれない。
しかし予断は許されない。
手洗い、
咳エチケット等を徹底し、
店ではマスク着用を厳守せよ。
風邪症状があれば、
個人的にも外出を控えよ。
やむを得ず、
外出する場合には
マスクを着用せよ。
企業で、店で、
風邪症状が出た従業員は、
迷わず休暇を取得させよ。
許せばテレワークせよ。
イベントや大型の会議は、
感染拡大防止策を貫徹せよ。
それができないならば、
中止、延期せよ。
リスクマネジメントは、
危機管理ではない。
起こる前に対応せよ。
あくまでも人権を尊重せよ。
全商業者よ、
企業を挙げて、
産業を挙げて、
徹底せよ。
厳密に、
詳細に、
継続せよ。
さて今日は5時台に起きて、
東京・四谷へ。
そのコモレ四谷。
三菱地所が開発した大型複合施設。
三菱地所news|
1/31「CO・MO・RE YOTSUYA」竣工/ライフが核店
①オフィス棟「YOTSUYA TOWER」
②商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」
③住宅は2棟。
「ザ・レジデンス四谷アベニュー」
「ザ・レジデンス四谷ガーデン」
④教育施設「四谷グローバル スタディスクエア」
⑤公益施設も2つ。
「四谷スポーツスクエア」「四谷クルーセ」
さらに商人舎流通スーパーニュース。
ライフnews|
245坪・22億円目標の「ライフコモレ四谷店」2/26オープン
②の「CO・MO・RE Mall」の地下1階。
ライフコモレ四谷店が、
核店としてオープンした。
売場面積は245坪の都市型小型店だが、
年商目標は22億円。
朝の8時15分。
オープン直前。
売場のレジ前では、
ライフの本部スタッフが、
最後の打ち合わせ。
鮮魚部門のミーティング。
こちらは青果部門。
岩崎高治代表取締役社長と、
海野紀明執行役員首都圏ストア本部長。
岩崎さんはいつも厳しい。
「まだまだです」
売場を歩いていたら、
清水信次会長の奥様にお会いした。
そして清水会長とご家族の写真。
取締役常務執行役員の 森下留寿さんとは、
固い握手。
店長の守屋隆史さん。
前大口店店長で、
MEGAドン・キホーテUNY大口店と、
激しく競合した。
帰り際にばったり会ったのが、
依田宏開発統括特命担当部長。
私もいろいろ意見を言い、
修正個所など指摘して、
見解は一致した。
小型店は難しいけれど、
可能性は高い。
その間、広報担当者に対して、
流通メディアの囲み取材。
良い店になります。
月刊商人舎3月号で分析します。
ご期待ください。
昼頃までライフコモレ四谷店で観察。
ランチ用に寿司など大量に買物して、
横浜商人舎オフィスに戻った。
スタッフ全員で試食。
そのあと、午後3時。
湯沢威(たけし)先生来社。
学習院大学名誉教授で、
日本経営史学会元会長、
「比較経営史」の最高権威。
林純子さんが同行。
旺文社マネジメントスクール事務局長。
学習院マネジメントスクール事務局長だった。
湯沢先生は今上天皇の恩師。
さまざまな話をして、
実に有益な時間だった。
ありがとうございました。
〈結城義晴〉