「勇気とは未知なる世界に一歩、目隠しで踏み込む心のあり方だ」
1日30万人に迫る。
累計感染者は1591万1620人、
亡くなった人は29万6105人。
日本の新型コロナウイルス新規感染は、
全国で1日に2388人。
都道府県ごとに見ると、
新規感染者100人以上は、
東京都480人
大阪府308人
神奈川県231人
愛知県181人
北海道164人
埼玉県144人
千葉県111人
兵庫県114人
人口の多いところは経済も活発だったが、
その人口が多いところは新規感染も多い。
コロナ感染という観点から見ると、
評価は逆転した。
しかし人口が少ないところで感染すると、
村八分のようになっているらしい。
コロナは人の心も、
犯していく。
その心だけは平穏に保ちたい。
第75回全米女子オープン。
米国テキサス州のヒューストンで開催中。
渋野日向子が奇跡を起こすかもしれない。
3日目を終えて首位にいる。
信じられないことだけれど、
「シブコ」ならやってくれるかもしれない。
自分のことのようにドキドキしている。
渋野も心を平穏に保ってほしい。
「ほぼ日」の糸井重里さん。
毎日書くのが、
「今日のダーリン」
「忙しいということばを、
なるべく言わないでいるが、
たまに”言っていい”と思うときには、
言っている」
同感だ。
「いまは、”言っていい”時期のようだ」
この言い方は使えます。
「作家の方々とちがって、
なにかの締め切りに追われる
とかではないのだけれど、
考えることがあふれている」
作家ではないけれど私も、
いつも締め切りに追われている。
「あ、そう書くと
いいことみたいに聞こえちゃうか…。
いいことでもあるのだけれど、
足がもつれてる感じ」
「あれもやりたい、これもやりたい、
この人に声をかけたい、
これを試しておきたい、
これを思いついた、
いやそりゃ無理かもしれない」
「無理はよくない、
しかし勇気は必要だ。
足をもつれさせないよう速度に気をつけて
しっかり前を見て小走りに進みたい
…って、ほんとかよ。
きっと、無用な気苦労が
混じってるんだろうね」
糸井さんがイベントで発言した。
「勇気の血中濃度を上げたい」
「勇気の血中濃度」
コピーライターだね。
「モデルは娘の娘の小走りの姿だった」
糸井さんのお孫さんのしぐさです。
「あらゆるものごとが、
ほとんどすべて”未知の世界”、
それに向かってにっこにこしながら
小走りで進むのだ」
赤ん坊の突進力に、
「あこがれてるんだよ、
その勇気と態度に」
「なんにつけても異例で異常な2020年が、
いま過ぎつつある」
結城義晴「Message」より。
「勇気ある決断」
私たちは
いつも
勇気を
もたねばならない。
弱い人も、
強い人も。
小さな人も、
大きな人も。
力ある人も
知恵ある人も。
地位ある人も、
将来ある人も。
最後の最後には
勇気ある
決断を
しなければならない。
恐れてはいけない。
くじけてはいけない。
悔やんでもいけない。
逃げては、もちろんいけない。
日々の
小さな意思決定にも
勇気が
潜んでいなければならない。
人生一度の
大きな勝負どころには
勇気が
あふれていなければならない。
四面楚歌の
窮地には
勇気でしか
立ち向かえない。
勇気とは
未知なる世界に一歩、
目隠しで踏み込む
心のあり方だ。
アメリカ合衆国も日本国も、
東京都も大阪府も、
イオンもセブン&アイも、
そして渋野日向子も畑岡奈紗も。
人びとは
すべて
勇気ある決断を
しつづけなければいけない。
〈結城義晴〉