万代大学2日目の中小阪店クリニックとコトラーの言葉
Everybody! Good Monday!
[2021vol㉘]
2021年第28週。
7月第3週。
東京都は今日から緊急事態宣言。
8月22日まで継続される。
沖縄県も8月22日まで継続される。
大阪府と神奈川県・埼玉県・千葉県は、
まん延防止等重点措置が8月22日まで。
その間に7月23日から、
東京オリンピックが始まる。
しかし東京都の新型コロナ新規感染者は、
今日の月曜日で502人。
前週から160人増。
第五波へのルートを歩んでいるようだ。
神奈川県が280人で二番目に多い。
続いて千葉県114人、埼玉県110人。
大阪府は1日で105人まで減っているが、
それでも前週より27人増。
今日もその大阪府東大阪市。
㈱万代の会議棟大ホール。
万代知識商人大学6期、
5回目の講義。
テーマはマーケティング・マネジメント。
昨日と今日の2日間、
朝9時から夕方6時まで、
1日8時間、計16時間の講義。
人事部マネジャーの津田睦さん。
進行役だけでなく、
講義の前に、後に、
受講生32名に対して、
人事部として、先輩として、
的確な指摘とアドバイスをする。
昨日に続いてマーケティング概論。
まずサブテキストの解説。
「ストアコンパリゾンを基幹経営戦略にせよ」
昨日の講義に受講生から質問が出た。
それにも答える。
PFグラフの活用について。
PはPrice、FはFacing。
商品価格には企業の戦略が表れる。
プライスポイントをどこに置くのか
プライスラインはいくつ設定するのか。
プライスゾーンとプライスレンジ。
それらについて、
改めて事例を挙げなながら説明した。
第2講義は足達康之店長。
万代のフラッグショップ塚口店の店長。
店長の中でも、部長店長と呼ばれる腕利き。
ロピア尼崎島忠ホームズ店が、
昨年10月27日に出店した。
塚口店はこのロピアと競争している。
だからその競争店対策を、
具体的に話してくれた。
若い店長や店長候補のチーフにとっては、
すごく参考になる話だった。
先輩店長に対して率直に、
アドバイスを求める6期生たち。
次々に質問が飛んだ。
丁寧に答えてくれた足達店長に感謝。
ランチの後は、
圓石一治さんの店舗運営論。
取締役店舗運営担当。
地域ダントツを目指すために、
店舗が取り組むべきことは何か。
実に具体的にわかりやすく、
丁寧に講義してくれた。
圓石さんは、
受講生一人ひとりの名前を呼んで、
指名しながら回答を引き出して、
講義を進行していく。
スライドに映し出された文章を読むのは、
フロントエンドチーフの柏木夏紀さん。
それを正面から聞いて、正面から答える。
それが店舗運営の最高責任者の在り方だ。
今日は、このあと、
万代中小阪店をクリニックした。
競争が激しくなる中、
中小阪店の課題と対策を、
全員が見つけ出す。
その直前に、
クリニックの注意点をレクチャー。
そして万代中小阪店。
売場面積550坪で、
少し前の旗艦店モデル。
目的をもって、素早く調査する。
2時間ほどのクリニックを終えて、
再び大ホールに戻る。
結城義晴の総括講義。
最後にマーケティング3.0と4.0。
最新のマーケティングの方向性も、
知っておかねばならない。
最後の最後は、
サービスマーケティングのエッセンス。
ホッケースティックの関係は、
全員よく覚えておくように。
そしてこの考え方を使うように。
2日間の講義を終えて、
私は横浜に帰る。
全員が礼。
「皆がマイナス思考に陥っているときに、
違う視点から市場を見つめ、
大胆に行動することこそが、
マーケティングの真骨頂なのだ」
〈フィリップ・コトラー〉
いま、日本中に求められていることだ。
では、皆さん、今週も。
違う視点から市場を見つめ、
大胆に行動しよう。
Good Monday!
〈結城義晴〉