万代知識商人大学第6期の論文審査と修了式の「仕事に学ぶ」
Everybody! Good Monday!
[2022vol④]
2022年第4週。
新年も第4週となった。
やはり時間が早く感じられる。
「まん延防止等重点措置」
その効果も定かではないが、
政府はさらに18道府県に適用する。
今回は大阪、京都、兵庫、
さらに北海道、青森、山形、福島、
茨城、栃木、石川、長野、静岡、
島根、岡山、福岡、佐賀、大分、鹿児島。
すでに16都県が「まん防」適用中だから、
合わせて34都道府県となる。
期限は2月20日まで。
最初に適用された広島、山口、沖縄も、
2月20日まで延長される。
東京、神奈川、愛知など13都県は、
いまのところ2月13日まで。
2月16日~18日に予定されている、
スーパーマーケットトレードショーは、
開催の予定だが、どうなるのだろう。
感染防止計画を定めたイベントは、
上限2万人まで開催できる。
難しい判断だ。
私は昨日から関西に来ている。
京都駅も大阪の駅も、
あまり変わらない人出だった。
万代知識商人大学。
通称、「万代カレッジ」。
その第6期の論文発表と修了式。
いつもの会議棟。
昨日は大阪も雨だった。
今日は青空がのぞく。
6期生たちは7時に集合して、
全員、アカデミックガウンを纏っていた。
司会は津田睦さん。
人事部マネジャー。
後列に6期生。
1年間学んだことをベースに、
最終論文を提出している。
修了のために1人ひとりが、
その論文の骨子を幹部の前で発表する。
初めに結城義晴のあいさつ。
「最終審査」を宣言した。
それからすぐに、
6期生の発表が始まる。
3人の発表が終わると、
万代幹部からの質問や指摘を受ける。
最初の質問は芝純常務。
厳しい質問と指摘が飛ぶ。
芝常務は志の高さを求めた。
そのあとに結城義晴の総評。
わたしは頑張った6期生にエールを送る役。
大学院などの論文審査では、
指導教授が主査として司会し、
査読した2人の教授が副査となって、
質問を投げかける。
万代知識商人大学では、
私が主査で、全取締役が副査の役目だ。
次々に発表は進んで、
午前中に21人の論文審査が行われた。
昼食は万代のおいしい生寿司と、
ボリューム満点の仕出し弁当。
全員で黙食。
営業に関する論文に対しては、
店舗運営担当の圓石一治取締役が質問。
褒めるところは褒め、
さらに一段高い改革のあり方を指摘する。
人事・コーポレートの視点からは、
河野竜一人事・監査部門担当取締役。
河野さんはこの万代カレッジで、
ヒューマンリソースマネジメントの講義を担当する。
6期生には主に店長やスーパーバイザー、
商品部バイヤー、そして部門チーフが、
選抜されているが、
管理部門からも3人が選ばれている。
さらにグループ会社のアドバンスからも、
2名が参加している。
磯田雅人アドバンス社長も、
2名の発表に講評を加える。
朝8時から始まった発表は、
15時を過ぎて無事、終了。
「新しいことを生み出すためには、
新しい発想が必要だ。
学んだことを実践してこそ、
知識商人大学での学習が役立つ。
自信と誇りを持ちながら、
その知識を謙虚に使ってほしい」
不破さんはいつも必ず、
とてもいいメッセージを贈ってくれる。
そして学長の最終講義。
「すぐ役に立つことはすぐに役立たなくなる」
今年はとくに、
万代知識商人大学の精神を語った。
全員が感謝の礼をしてくれた。
ありがとう。
そして修了証書授与式。
撮影のために、壇上に上がる前に
スタッフがガウンの乱れを直す。
こうした多くの皆さんのサポートがあって、
カレッジの授業が続けられてきた。
学長として改めて感謝したい。
修了式の最後は、
阿部社長の講話。
「学んだことを活かして、
現場を変えていってほしい。
実践していってほしい。
6期までに180人余りの修了生がいる。
その皆が次代の万代をつくっていく」
阿部社長はいつもいつも、
わかりやすい事例を挙げて、
わかりやす言葉で語りかける。
それが素晴らしい。
さらに本社の前で、
恒例の帽子投げ。6期生、修了おめでとう!
最後に二人で記念写真。
はじめは5期くらいのつもりだったが、
第6期まで進んできた。
その間に、
COVID-19パンデミックが起こった。
それでも万全の態勢を組んで、
企業内大学は続けられた。
来年度も3月から開催される。
私は詳細に厳密に継続するつもりだ。
万代は「学ぶ組織」であってほしい。
夜は久々に久恵で会食。
万代傘下の料亭。
第7期の選抜プランも話し合った。
左から芝さん、河野さん、圓石さん、津田さん。
1年間ありがとうございました。
仕事に打ち込むことこそ、
その人間にとって最高の教育となる。
つまり職場こそ、
最高の教育機関である。
万代大学は、
仕事による教育を受けた人間が選抜され、
1年間、知見を深めつつ自分の仕事を見直し、
再び学ぶことを確認する場である。
では、みなさん、今週も、
仕事に学ぼう。
Good Monday!
〈結城義晴〉