「とくし丸」稼働1000台超えと万代渋川店の「普段の力」
朝日新聞DIGITAL。
16時44分のニュース。
ロシア国防省の発表。
「ウクライナ兵771人が新たに投降」
マリウポリの製鉄所アゾフスターリ。
これで「アゾフの鉄(スターリ)」から、
「退避した人数」は合計で、
1730人になったとの発表。
ああ。
これもロシア国営メディアの記者の指摘。
「製鉄所に約2500人がいた」
全体の半数以上が「退避」したことになる。
国際武力紛争は本来、
「国際人道法」と「慣習国際人道法」によって、
規則が規定されている。
それは主に、
1949年のジュネーブ条約と、
1977年のジュネーブ諸条約第一追加議定書、
そして1907年のハーグ条約。
傷者、病者、難船者および捕虜、
これらの救済にあたる衛生要員と宗教要員、
並びに文民は、保護される。
文民とは、
紛争当事国、占領国の国民でない人たち。
そしてウクライナとロシアはともに、
1949年のジュネーブ条約の締約国となっている。
本来、捕虜や傷者、病者は、
保護される。
ロシアがこの条約を守るか。
問題はそこにある。
楽観はできない。
商人舎流通スーパーニュース。
とくし丸news|
5月に稼働1000台突破/2021年年間流通総額212億円
住友達也さんが創業した㈱とくし丸。
その移動スーパーが、
5月に稼働台数1000台を突破した。
こちらは目出度い。
現在は、
オイシックス・ラ・大地㈱の連結子会社。
2021年は年間220台の増車。
年間流通総額は212億円。
これは前年比140%増。
日販平均は10万円を超えて、
年間を通して安定的に推移している。
今後は買い物支援にとどまらず、
新サービスの開発に向けて、
協業企業の募集も行っていく。
1000台のとくし丸は、
買物難民のお年寄りが顧客の中心だ。
逆に言えば、
この客層のマーケティングに関して、
とくし丸は高い精度をもっている。
経済産業省の推定では、
日本の買物難民は、
2021年段階で約700万人。
それは今後も増加の一途をたどる。
しかも今のところ彼ら彼女らは、
ネットスーパーの顧客ではない。
とくし丸のマーケティング活用の、
可能性は広がるばかりだ。
それが1000台を超えた。
さて、大阪の万代渋川店。
入口の一丁目一番地は、
「徳用フェア」
これが普段の売場だ。
右手の葉物は瑞々しい。
農産の島陳列。
平台のエンドは、
キウイ1玉98円。
中玉スイカ1玉980円。
そしてキャベツ1玉198円。
良いものを安く。
品質も良いし、鮮度もよい。
それが万代のコンセプト。
水産売場のトップは、
湯ダコ生食用100グラム198円。
そして特大タチウオ。
SKUを増やして大量に販売する。
そのタチウオ「お造り」が補充された。
これで1パック399円。
丸物は天然真鯛、レンコ鯛、金目鯛、
さらに黒メバル、カマス。
切り身は天然真鯛が399円、
真アジが200円。
店舗中央に惣菜売場。
弁当はよりどりセール。
2パック580円。
私はこれを買って食べた。
水産部門がカットした握り寿司。
「魚万」のブランドをつけて、
9カンで980円。
畜産部門の牛肉売場。
国産牛カタ赤身ステーキ(交雑種)、
100グラム548円で450グラム。
それをレジで3割引き。
日配部門の最後はパン売場。
工場直送のアルヘイム「クインシー」。
アルヘイム㈱は万代の子会社だ。
いつ訪れても万代は変わらない。
売りたい商品、買いたい商品が、
明確に打ち出されている。
それが確認できる。
とくし丸の1000台超えと、
万代渋川店の「普段の力」。
不断の努力は報われることを示している。
〈結城義晴〉