商品が「売れる条件・売れない条件」と各社11月既存店速報
今日は朝から雨模様。
そんななか東京・小平へ。
第一屋製パン㈱本社と小平工場。
取締役会。
フラットな組織に改編し、
若返り人事を図った。
細貝理榮会長が、
取締役名誉会長に就任した。
取締役会がそれを承認した。
私は「モノが売れる4つの条件」を、
3つの短い形容詞と1つの動詞で説明した。
その逆は売れない4つの条件である。
売れる条件を満たし、
売れない条件を除く。
それが営業活動である。
そのあと、JRを乗り継いで、
新小平から東京駅へ。
ちょっと時間があったので、
大手町を散策。
丸の内ストリート・ギャラリー。
丸の内仲通り。
箱根彫刻の森美術館から、
作品群が提供されて、
通りに陳列されている。
イゴール・ミトライ作「眠れる頭像」
1983年、大理石作品。
ミトライはポーランド人。
ギリシャ彫刻のような端正な顔は、
包帯で覆われ、永遠の瞑想にふける。
ティモ・ソリン作「日光浴をする女」
1995年、ステンレス・スティール製。
ティモ・ソリンは、
スウェーデンを代表する彫刻家・画家。
この作品は、
陽光の中に座っている女性像。
ジュゼッペ ・スパニューロ「無題」
1995年、イタリアのブロンズ作品。
解説によるとこの作品は、
永遠に満足感を得ることができない、
人間の中にある欲望のジレンマを表す。
レナーテ・ホフライト作「凹凸のブロンズ」
1989年、ブロンズ作品。
1950年、ドイツ・シュトゥットガルト生まれ。
丹念に磨かれたブロンズの表面が、
周りの風景を映し込む。
ルイジ・マイノルフィ作「巨大な町」
1987年のブロンズ作品。
マイノルフィは1948年、
イタリアのロトンディ生まれ。
第5回ヘンリー・ムーア大賞展の優秀賞。
古代イタリアからアイデアを得た、
青銅色(ブロンズ)のふくよかな女性像。
東京駅と皇居の間に、
こんな木立がある。
黄葉。
雨のあとの木立。
銀杏は真っ盛り。
大手町プレイスタワー。
いつもの大手町プレイス内科で、
毎月の検査と診察。
ヘモグロビンA1cは6.5まで下がった。
私の年齢ならば十分、合格。
けれど尿酸値が急に上がった。
対策は田嶼尚子先生と意見が一致。
頑張ります。
そのあと、インフルエンザワクチン注射。
なんでも田嶼先生にお願いして、
慈恵医大の先生方に診断していただく。
本当にありがたい。
さて11月の月次営業実績が次々に発表されている。
商人舎流通SuperNews。
ページの上段の「月次」のボタンを押してください。
そうするとズラリとニュースが出てくる。
11月の既存店前年比。
[総合スーパー]
イオンリテールnews|
既存店1.1%増/ブラックフライデーが効果
PPIHnews|
国内リテール既存店2.5%増/ディスカウント事業好調
イズミnews|
直営既存店2.2%減・客数2.7%減・客単価0.6%増
サンエーnews |
既存店売上高4.2%増・全店5.1%増
[スーパーマーケット]
ライフnews|
11月既存店3.3%増/全店売上げ6.5%増
ヤオコーnews|
既存店5.8%増/客単価・1品単価ともに好調
バローnews |
SM2.6%増・ドラッグ8.3%増・HC1.0%減
ベルクnews|
既存店6.4%増/客数3.0%増・客単価3.3%増
いなげやnews |
既存店売上高2.4%増/全店4.0%増
リテールパートナーズnews|
既存店3.7%増/客数・客単価も前年超え
スーパーマーケットは全体に好調だった。
コンビニnews|
セブン6.2%・ファミマ7.1%・ローソン5.0%増収
11月百貨店売上速報|
4社とも増収/高額品と免税売上が好調
MrMax news|
既存店1.4%増/NB値下げ企画、前年比3割増の売上げ
[専門店]
ユニクロnews|
既存店+EC売上高5.8%減/防寒衣料が苦戦
しまむらnews |
既存店1.7%増/PB「CLOSSHI」の肌着好調
ニトリnews|
既存店102.7%/各種キャンペーン効果とこたつが好調
良品計画news|
既存店8%減/食品は新商品投入で伸長
西松屋news|
既存店6.5%減/冬物衣料が苦戦
アパレルは厳しかったようだが、
しまむらは既存店増を実現させた。
PBのインナーがいい。
ベーシック消費は固い。
12月商戦も、
4つの売れる条件、
4つの売れない条件。
このブログを探してくれれば、
出ているはず。
よろしく。
〈結城義晴〉