米国小売業のバレンタインプロモーション合戦
聖バレンタインデー。
雪が積もれば
Christmas♪
想いが募れば
Valentine♬
赤いリボンで結ばれた
贈り物が待ってる
さよならだけがよく似合う
僕のValentineday
寂しくなんかないぞとつぶやくと
誰かがすみのほうで
くすっと笑った♬
雪が積もれば
Christmas♪
想いが募れば
Valentine♬
〈詞・曲 山﨑眞幹〉
名曲です。
山崎さんを中心に、
二宮護さんと結城義晴。
クリスマスパーティだったか、
一度だけ披露したが、
この三人のバンドは、
なかなか良かった。
三声のコーラスが売りで、
山崎眞幹のリードギター、
二宮護のサイドギター、
結城義晴のベースだった。
今日は朝から新小平。
まだ体はカリフォルニアの時差のままだ。
ちなみにアメリカ合衆国は、
東西の6つの地域ごとに時間が異なる。
つまり6つの時差がある。
一番早いのがニューヨークの東部時間。
二番目がシカゴやダラスの中部時間。
三番目がソルトレイクシティやフェニックスの、
ロッキー山脈の山岳部時間。
四番目がサンフランシスコやロスの西部時間。
五番目がアンカレッジのアラスカ時間。
六番目がホノルルのハワイ時間。
それぞれに1時間ずつ時差がある。
サンフランシスコは日本とは、
17時間の時差がある。
今朝は午前11時から、
第一屋製パンの役員会。
執行役員制度を設けて、
幹部が若返った。
とても、いい。
しかしコミュニケーションが、
大事です。
横浜商人舎オフィスに戻って、
午後、片山隆さん来社。
2015年1月、㈱寺岡精工代表取締役社長。
2017年に退任し、昨年5月、
㈱ライフコーポレーション社外取締役に就任。
片山さんは昨年12月に、
ヨーロッパを訪れた。
そして実に面白い取り組みを見てきてくれた。
その話を聞いた。
いつもありがとうございます。
今日のバレンタインデーに向けて、
アメリカの小売業は、
例外なくポジティブに取り組む。
バレンタインデー合戦。
ウォルマートは、
シーゾナル売場を全面バレンタイン対応。
そして主通路沿いでもノンフードアイテムを展開。
ターゲットがすごい。
主通路からチョコレートの島陳列。
そして美しいプロモーションコーナー。
セーフウェイはエンド全面を使う。
アドバルーンが好きな会社だ。
トレーダー・ジョーはエンド展開。
この店はちょっと寂しい。
手描きのトップボードはユニークだが。
ウィンコフーズは、
スーパーウェアハウスストア。
広い店のゴンドラで大展開。
ベーカリー部門でも。
意外かもしれないが、
ダラーストアはこの時期に、
バレンタインプロモーションを、
店舗入り口で大々的に行う。
ダラーツリー。
チョコレートはトップ。
スプラウツファーマーズマーケットも、
入口でチョコレートをプレゼン。
インディペンデントのモーリーストーン。
最後に観光エリアのショッピングセンター、
フェリービルディング。
ホールフーズマーケットの最新店。
サンフランシスコのど真ん中の店。
変わった提案をしていた。
“Make the night sizzle.”
「夜のシズルをつくろう」
わかる?
ホールフーズだけは、
違うことを提案しようとしている。
面白い。
バレンタインデーが終わると、
2月第3月曜日の20日に、
President’s Day(ワシントン誕生日)があって、
さらに次はイースターを目指す。
今年は4月9日。
イエス・キリストの復活を祝う日「復活祭」で、
春を象徴するプロモーションでもある。
そのシンボルは、
「命」を象徴する卵とうさぎだ。
アメリカのプロモーション。
それぞれにユニークで、
それぞれに個性を出そうとしている。
小さなプロモーションに対しても、
全力をあげる。
そして差異を競う。
それがアメリカの競争だ。
〈結城義晴〉