コンピュータ・リテラシー研究会立ち上げ準備、着々と進む
昨6月2日、横浜・商人舎。
ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所所長の
當仲寛哲さんが訪れてくれた。
最近、RKシステムズという会社を立ち上げたばかり。
商人舎コンピュータ・リテラシー研究会発足の準備と打ち合わせ。
リテラシー(Literacy)とは、
1 読み書き算の基本的能力、教養(教育)があること
2 読み書き算を含めた社会的に必要となる基本的能力、(ある分野の)知識、能力
こんな意味。
だからコンピュータ・リテラシー研究会は、
小売企業として、組織として、
コンピュータに関する基本的能力、基本的知識を高め、
それを仕事に活用するにはどうしたらよいかを研究する会、
といった内容のものになる。
當仲さんは41歳の、意欲と能力に溢れた人物。
若いけれど研究会の会長になってもらったのは、
彼の情熱と識見の高さによります。
コンピュータ・リテラシー研究会、よろしくお願いします。
この研究会は、いわゆるコンピュータ・オタクや、
情報システム部長などという人だけが集まって、
自分たちの世界にはまってしまうというものにはなりません。
コンピュータという道具を、
いかに使いこなすか。
その見識を高めようという趣旨で、研究を続けます。
だから経営の教養や知識こそが、必要なのです。
またこの研究会で学ぶと、
経営の教養や知識が深まることになります。
もちろん、ビビッドな問題も遡上にあがります。
現時点で見れば、
POS情報のオープン化の問題があります。
それが52週マーチャンダイジングに連動してきていますが、
52週提案をメーカーや卸売業に丸投げの企業が、頻発しています。
こんな状態は、まさしくリテラシーがないとしかいえません。
情報の共有化といいながら、提案の丸投げ。
教養のない会社としか言えない。
そんな会社をなくすことが、
この研究会の目的です。
どうぞ、ご参集ください。
<結城義晴>
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賛成!
顧客IDPOSデータを販売して
提案を受けるのではなく
情報の共有化で、商売でお互いの数字を上げて
顧客に喜んでもらうのが小売業。
そのために、メーカーやベンダーと一緒に
勉強してこそ命。
藤野さま、ご賛同に感謝。
あちこちの小売企業が、メーカーやベンダーに、
提案を要求し、それを売場づくりすれば、
みんな同じような売場になります。
同質化の中に入ってしまいます。
レッド・オーシャンです。
オリジナリティとは何か、
差異性とは何か。
自分の存在とは何か。
それを突き詰める中で、
メーカー、ベンダーの協力を得る。
それがなければ、小売業など、
やめた方がいい。
メーカー、ベンダーと一緒に勉強する。
その姿勢こそ、必要なのです。
トップマネジメントが、
そのことに気づいていない、
あるいは知らされていないのかもしれません。
これこそ企業としてのリテラシーの問題です。