「セントラルスクエアららぽーと門真店」オープン取材報告
ライフコーポレーションの新店オープン。
セントラルスクエアららぽーと門真店。
三井ショッピングパーク ららぽーと門真と、
三井アウトレットパーク 大阪門真が、
4月17日にグランドオープンする。
山本恭広商人舎編集長が、
大阪に出張して、ソフトオープンを取材した。
商人舎流通スーパーニュースで既報。
ライフnews|
セントラルスクエアららぽーと門真店4/17オープン
この1階にセントラルスクエア門真店。
売場面積は537坪。
ショッピングセンターのコンコースを挟んで、
ライフの向かいに、
青果、鮮魚、精肉の各専門店が並んで、
相乗効果で集客している。
プレス向けの店内ツアー。
近畿圏秘書・広報部の中村陽菜さん(写真中央)が、
プレス一行を引きつれて店内ツアー。
セントラルスクエア門真は、
壁面にデザート、ベーカリーと、
デリカテッセンの対面売場を配して、
青果のWコンコースを構成する。
スーパーマーケットとして最強の集客装置だ。
ヤオコーがららぽーと富士見で、
意欲的な実験をしたが、
それと同じ考え方だ。
鮮魚売場は二つの目玉コーナーを持つ。
丸魚を扱う対面コーナーと寿司売場だ。
写真奥には生け簀も設けられた。
昨年オープンの恵比寿ガーデンプレイスに続く導入。
大阪府とコラボした大阪産(おおさかもん)のコーナー。
このセントラルスクエア門真店で先行販売。
その後、近畿圏の他店にも展開される予定。
ビオラルも当然、いい位置に配置される。
ライフの中でも最大の約1700SKUを揃えて、
門真店の核売場である。
デリカと青果のWコンコースが強い。
だからあえてビオラルを対極に配置した。
説明は兵頭智貴近畿圏商品業務部担当課長。
バックルームの休憩スペースで、
プレス向けのプレゼン。
試食も用意された。
司会進行は宗大輔さん。
秘書・広報部兼サステナビリティ推進部担当課長。
門真店では専用商品を投入した。
各担当バイヤーからも、
それらの商品開発の経緯がプレゼンされた。
そして山口茂樹店長。
辞令を受けたのは1年半前という異例の早さ。
以来、商品部はじめ各部署とともに、
門真店のコンセプト固めと
売場への落とし込みにかかわった。
セントラルスクエアのフォーマットは、
昨年4月に恵比寿ガーデンプレイス店を開業した。
しかし近畿圏では8年ぶりの新店である。
セントラルスクエアのコンセプト。
「日々のお買い物を便利から、楽しいへ。」
強力な情報発信を行って、
なおかつワンランク上の商品を品揃えする。
いわばライフスタイルストア。
面積が500坪台。
ららぽーとへの初出店。
しかし超広域からの集客が見込まれる。
イトーヨーカドーは比較的に、
ららぽーとと相性がいい。
総合スーパー業態と、
広域型のリージョナルショッピングセンターは、
商圏が重なるからだ。
ロピアが盛んにららぽーとに出店する。
ロピアもスーパーマーケットとして、
広域商圏を相手にするのが得意だからである。
ヤオコーは2015年4月に富士見で実験をした。
このときは広域型のマーチャンダイジングに、
試行錯誤しつつ、ヤオコーらしさをつくった。
オーケーは出店料のこともあって、
ららぽーとには出ないし、
こういった商業集積は得手ではない。
ではライフはどうか。
セントラルスクエアのフォーマットは、
ららぽーとにもぴったりで、
これまで出店がなかったことこそ、
不思議なくらいだ。
ビオラルのフォーマットを有していることも、
ライフの強みである。
この出店は成功するだろうし、
今後のららぽーととの協業も増えるだろう。
2030年の1兆円に向けて、
この物件開発は必須だ。
〈結城義晴〉