横浜ビブレに開業「ワークマン」新複合店舗の「初心忘るべからず」
Everybody! Good Monday!
[2023vol⑯]
2023年第16週。
4月第3週。
ゴールデンウィークが近づいてきた。
来週土曜日の4月29日が、
昭和の日。
昭和の天皇誕生日だった。
それから再来週の3日間が、
2023年黄金週間の本番。
5月3日(水)が憲法記念日、
4日(木)がみどりの日、
5日(金)がこどもの日。
土曜・日曜で5連休。
月曜の5月1日はメーデー。
すでに全労働組合が、
この日にデモをすることはないが、
労働者にとっては団結を確認する日だ。
だから一般の企業では、
仕事も休みになる場合が多い。
そうすると2日に休暇をとれば、
最長で9連休になる。
新型コロナウイルスの感染法上の分類は、
連休明けの5月8日から、
季節性インフルエンザと同じ5類に変わる。
それへの期待もあって、
今年のゴールデンウイークは盛り上がる。
書き入れ時だ。
このときを狙って、
チェーンストアの新店オープンや、
既存店の改装が相次ぐ。
商人舎流通SuperNews。
クリックして……
並んでいるバーのなかから、
「店舗」を選んで、
再びクリックすると、
ズラリと新店、改装店の事例が出てくる。
そのなかから拾うと、
ワークマンnews|
4/14複合型新フォーマット店舗を横浜ビブレに出店
横浜商人舎オフィスのすぐそば。
行ってみた。
1978年10月6日、
横浜駅西口にオープンしたのが、
ニチイ横浜ショッピングデパート。
私は販売革新編集部員で、
新店初日に取材した。
その後、1985年4月、
マイカルはこの店を横浜ビブレへと、
業態転換した。
さらに2011年3月1日、
マイカルがイオンリテールに合併され、
2015年10月、大規模リニューアルした。
今、㈱OPAが運営する。
1階の入り口には、ナイキが入っている。
その5階にワークマンがオープン。
第1が♯ワークマン女子。
新しいフォーマットをつくるときには、
収益性が安定した完成されたフォーマットを、
2つ以上結合させる。
これが第一のセオリーだ。
「Combine(コンバイン)」と呼ぶ。
コンバインさせた店を、
「コンビネーションストア」という。
その最大の成功例が、
ウォルマートのスーパーセンターだ。
ディスカウントストアと、
スーパーマーケットを、
コンバインさせて創り出した。
世界中のフード&ドラッグも、
日本の食品強化型ドラッグストアも、
コンバインの考え方で成功を収めた事例だ。
アメリカのセブン-イレブンでも、
期待の最新フォーマットは、
フードサービスとコンビニのコンバインだ。
このワークマンの新フォーマットは、
「Workman Colors」と、
ネーミングされるようだが、
大いに期待したい。
私も早速、買物をした。
倉本長治先生は新しい店に出会うと、
必ず何か1品でも購入して、
心の中で励ましたという。
私も今日、そうした。
「ワークマン・プラス」の登場は、
私の「ポジショニング戦略」を立証してくれた。
その意味で高く評価している。
次の単行本のCaseStudyのひとつになる。
今日の買物も大いに満足した。
新しい店、
初心忘るべからず。
では、みなさん、今週も、
初心忘るべからず。
Good Monday!
〈結城義晴〉