セルコグループ全国トップ会で矢野博丈さんの講演をちょっと聞き、平富郎さん、清水信次さん、廣田正さんと懇親
商人舎発[今月の標語]
「節約、倹約。もったいない」
さて昨日は、セルコグループ全国トップ会が開催された。
恒例の新横浜国際ホテル。
私は、機関誌「セルコレポート」に、
12年以上も連載を続けている。
だからこの会に参加すると、
いつも胸に赤い花をつけることになっている。
理事長の佐伯行彦さんの元気いっぱいのご挨拶。
「1兆円のグループを目指すには元気が必要です」
大創産業社長の矢野博丈さんが、講演者。
「艱難辛苦の時代です」
矢野さんは、明言をはいている。
「勝った負けたの時代ではなく、
死ぬか生きるかの時代です」
そして今回は、
「艱難辛苦の時代」
矢野さんの言葉には、重みがある。
それをさらりと語る。
広島弁で。
私は、母が広島出身なので、矢野さんの語り口に弱い。
素直に聞いてしまう。
懇親会では、前理事長で、
全国セルコの総帥・平さんが乾杯の音頭。
いつもながら、歯切れのいいご挨拶。
「結城さんじゃないが、元気をだそうよが大切」
と私の名前も出してくださって、
私、恐縮。
日本スーパーマーケット協会会長の清水信次さんのお話。
日本の政治から産業全般、
そして地球の問題まで、
視点は広く、高い。
菱食会長の後藤雅治さんのご挨拶。
ほかにも国分、日本アクセス、伊藤忠食品、
三井食品など大手食品卸のトップの皆さんが
祝辞を述べられた。
そして平さんの一声で、特別に、
菱食相談役の廣田正さんも、ご挨拶。
「地域のスーパーマーケットの時代が来ています」
そして、懇談。
廣田さん、後藤さんに、
熱心に語りかける結城義晴。
私は、時代の潮目が変わったと見ている。
「買い手市場から、売り手市場への潮目の転換」である。
だから今、渦が巻いている。
この夜は、さまざまな人のスピーチを聞きながら、
潮目の渦のことを考えていた。
<結城義晴>