結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年07月07日(金曜日)

True Data In-House Event 2023の「存在価値と社会的意義」

七夕。

関東は晴天。
まずは愛でたい。

織姫と彦星。
織女星はこと座のベガ、
牽牛星はわし座のアルタイル。

それれを眺めることはなかったが、
頭の中をロマンティックな物語がよぎった。

朝から商人舎オフィス。

ランチはみんなで、
インドカレーとナン。

午後、當仲寛哲さん来社。
USP研究所所長。
(ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所)
秘書広報の馬場優子さんが一緒に来てくれた。
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近況を報告してくれて、
その話が実に面白かった。

私は「當仲さんは天才である」と公言している。
チェーンストアの情報システムを、
根本のところから解き明かして、
システム化する。

それが他の追随を許さぬというか、
代わるもののない、
當仲さんの機能だ。
IMG_59243

月刊商人舎に原稿を書いてもらうことになった。

その後、夕方、
東京・信濃町から、
明治記念館へ。
IMG_51983

入口のところで写真。IMG_52003

空を見上げると、
秋の雲のようだった。IMG_52013

㈱True Data。
「見えない真実を、見に行こう」
IMG_52023

右が「代代乃櫻」、左が「あらはれ」IMG_52033

True Data In-House Event 2023。
つまり社員と応援団のイベント。

社外取締役の私も呼ばれた。IMG_59273

同じテーブルには、
上席執行役員の越尾由紀さん。
「越尾さんも天才だ」と私は言っている。IMG_59423

開会のあいさつは、
代表取締役社長の米倉裕之さん。IMG_59333
2000年に発足した通称CCL。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱。

この会社の社長を引き継いで、
ビッグ・データマーケティングの会社として、
True Dataへと発展させ、
2021年12月16日に、
マザーズに株式公開を果たした。

乾杯の音頭は越尾さん。IMG_59523
2003年にCCLに入社して、
20年間、この会社の発展を推進してきた。

おめでとう。

私も2008年6月に社外取締役に就任した。
㈱商人舎をつくったばかりだった。
だから15年もかかわっている。IMG_59543
商業界社長の時代、
その商業界から一冊の本が発刊された。
『顧客識別小売業』
著者はゲーリー・ホーキンス。
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そしてこの本の翻訳者たちが、
CCLという会社を創業した。

その会社に私は社外取締役として、
呼ばれた。

私は立教大学大学院の特任教授となって、
マーケティングの講義の中で、
この本をテキストの一部に使った。

米倉さんや越尾さんにも、
私の講義でゲスト講師を務めてもらった。

発足にも縁があったし、
成長の段階もずっと見てきた。

CCLの時代に、
創業10周年記念の集まりが実施された。
取引先を集めて、
越尾さんが講演をした。
私も講演をした。

それ以来、20周年記念式典や、
上場記念のイベントもやらなかった。

すべては新型コロナウイルス感染症拡大のためだ。

しかしその間にも、
お陰様で事業は発展し、
業容は拡大して、
社員は80名を超えた。

新卒採用も定期的に実施して、
将来有望な人財がどんどん入社してきた。

True Dataの特長は、
そんな新しい若い人財にも、
どんどん仕事を提供できることだ。
新しい会社だからである。

社風がそれをさらに奨励する。

もちろんスカウトで、
優秀な人財も入社してくる。

マーケティングやITだけでなく、
マネジメントや営業のプロの集団となった。

コロナの中でも、
そういった陣容が整って、
やっと社内を挙げて、
イベントができるようになった。

ポストコロナの時代に向けて、
全員が一堂に会して、
意思を統一することができる。
それがこのIn-House Eventである。

そのTrue Dataの沿革が、
動画で流された。

ハイライトは上場のとき。IMG_59653

米倉さんが東京証券取引所の鐘を鳴らした。IMG_59663

食事は明治記念館のフルコース。
シャンパンからビール、白赤のワイン。

若手社員2グループのインタビューの企画。
True Dataの取引先や応援団のトークセッションなど、
楽しい企画が展開された。

私のところにやって来てくれたのが、
坂本光さん。
リテールDX部の営業グループと、
リテールマーケティング部のリーダー。IMG_59713
小売業との接点にいて、
True Dataの問題解決力を発揮するセクション。

よろしくお願いします。

将来を嘱望されている。

それからそれぞれに小売業の担当をもった面々。IMG_59753
よろしくお願いします。

越尾さんがカメラの画面に侵入してきた。

このメンバーとともに定期的に、
勉強会や交流会を開催したいなあ。
私は勝手にそう思った。

宴もたけなわ。

玉生弘昌さん登壇。
もちろん㈱プラネット会長で、
True Data取締役。
IMG_59783

玉生さんの決断で2008年、
プラネットがCCLの最大の株主となった。

そしてTrue Dataは躍進し始めた。

谷あり、山あり、また谷あり。
そうしながらここまで来た。

いろいろな事件が起こった。
いろいろな人間のドラマがあった。

いろいろな投資が行われ、
いろいろなイノベーションが生まれた。

玉生さんは、
米倉さんの人間性を高く評価している。

話がその段になると、
玉生さん、こみ上げるものがあって、
声が詰まった。

私もそれを見ていて、
涙が止まらなかった。

実に圧倒的なスピーチだった。

プラネットの存在価値と、
True Dataの社会的意義を、
見事に表現した。

いい話だった。

玉生さんのスピーチが、
このIn-House Eventの価値を高めた。

若い人たちも新しい人たちも、
このスピーチを覚えておいてほしい。

このイベントに名を連ねたことを、
誇りにする時代がやって来るに違いない。

最後に中締めとお礼のあいさつは、
島崎尚子さん。
取締役上席執行役員。
データマーケティングと営業の要。IMG_598423
いい会だった。

米倉さんとツーショット。IMG_59853

もちろん玉生さんとも写真。IMG_59953

みなさん、True Dataをよろしく。

1+99。

まだまだ1のTrue Dataです。
しかしこれから99をつくって100となります。
いやこれから999をつくるし、
やがて9999をつくります。

ゼブラ企業でありながらも、
成長は無限だ。
それを望むならば。

ゼブラ企業は、
トレード・オンを志向する。

そのスピードをもった人間集団です。
本当にほんとうにご期待ください。

〈結城義晴〉


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