オーケーの競合店対抗値下げ補填と公取委の判断
お盆の連休。
昨日の山の日に続いて、
今日は土曜日。
明日の日曜日が盆の入り。
しかし台風7号が、
日本列島に近づいている。
非常に強い台風で、
お盆に列島を直撃しそうだ。
夏の甲子園も真っ盛り。
第105回全国高校野球選手権記念大会。
いつの間にか2回戦が進んでいる。
わが神奈川からは、
慶応義塾高校が代表となって、
1回戦は勝利した。
1916年の夏の大会で、
一度、全国優勝している。
楽しみだ。
私は商人舎オフィスに出て、
原稿執筆。
甲子園を見る暇はない。
このところずっと、
土曜も日曜も祝日もなかった。
そして最後の章を書き上げた。
さて商人舎流通スーパーニュース。
公取委news|
「オーケーが競合店対抗値下げの補填取りやめ」と発表
オーケーの競合店対抗値下げ。
「他店より高い商品がございましたら、
お知らせください。値下げします」
これはウォルマートと同じ。
プライスマッチング政策。
ナショナルブランド商品について、
オーケーが競合店の価格より高い場合、
「競合店に対抗して値下げしました」
POPをつけて値下げする。
業界では有名だ。
それは構わない。
しかしオーケーは、
このプライスマッチングのときに、
納入業者に補填の要請を行っているとの報が、
公正取引委員会に入った。
ここで「補填」のことが説明されている。
オーケーが競合店と同額まで引き下げる際、
差額分の全部または一部を納入業者の負担とする。
これは優越的地位の濫用である。
公取委はその観点から、
問題の有無確認のため、
オーケーに資料を求めた。
するとオーケーから自発的に、
「値下げ補填自体を取りやめた旨」の報告があった。
ということは補填の要請は、
やっていたことになるのか。
そこで公正取引委員会は、
今後の懸念はなくなったものと判断して、
これ以上の対応を行わないこととした。
オーケーは対抗値下げは止めない。
しかし利益を自分で吐き出すことになる。
まあ、当たり前のことなのだが。
今日のブログは、
これでおしまい。
107歳まで生きた篠田桃紅さん。
「人は欲張っては
いけないんで、
一つ得られれば
一つ失うことは
覚悟しないとね」
はい。
〈結城義晴〉