「存続するにも滅亡するにも、それなりの理由がある」
Everybody! Good Monday!
[2023vol㊳]
2023年第38週。
9月第4週。
今日の9月第3月曜日は、
敬老の日の祝日。
秋分の日の祝日は、
今年は今週の土曜日と重なる。
人々は祝日を1回損した気分か。
秋の彼岸の入りは20日(水)。
彼岸の中日が秋分の日、
彼岸の明けは26日(火)。
敬老の日と秋分の日を挟んで、
老人週間から彼岸へと続く。
核家族化が進んだとはいえ、
日本中、先祖や故人を偲び、供養する。
とても重要なことだ。
朝日新聞「折々のことば」
今日の第2854回。
存続するには、
それなりの理由がある。
滅亡するには、
それなりの理由がある。
(神崎宣武)
1944年生まれ、79歳の民俗学者。
武蔵野美術大学と國學院大學文学部卒業。
近畿日本ツーリスト社に勤務して、
日本観光文化研究所事務局長を務めた。
岡山県宇佐八幡神社宮司。
香具師(やし)や渡り職人、
門付けや木偶(でく)まわし、博労などの
旅の渡世、サンカら漂泊の民。
その生業(なりわい)を描く。
それから、彼らが歴史のある時期、
それぞれに消えていった経緯を、
神崎さんは上記のように記す。
編著者の鷲田清一さん。
「誰かが子細を記録にとどめねば、
“一所不在を通さざるをえなかった”人びとの
存在もなきことになる」
「そのしのびなさがこの人の
聞き取りの仕事を支えてきた」
職業も仕事も、
産業も会社も、
業態も店も、
存続するには、
それなりの理由がある。
滅亡するには、
それなりの理由がある。
『チェーンストア――産業ビジョン』
[商人舎へのご注文]
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氏名・送付先・連絡先・購入部数を入力の上、
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※1冊1980円(1800円+10%税)
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『チェーンストア――産業ビジョン』
ジョージ・ギルマンのA&P、
フランク・ウールワースのバラエティストア。
JCペニーとシアーズローバック。
存続も滅亡も、それなりの理由がある。
チェーンストア1.0も、
チェーンストア2.0も。
チェーンストア3.0も。
昨日の第2853回。
強い光には
濃い影が
つきものなのです。
(千葉望)
「SNSではたいてい
キラキラしたことばかり発信されるから、
他人と自分との差が実態よりも大きく見える」
だから「他人はうまくやっていて
自分だけが損をしているとつい思い込む」
1957年生まれのノンフィクション・ライター。
早稲田大学文学部卒業、日本文学専修。
「何をしてもとくに目立つほどではない人が
こうして不全感に苛(さいな)まれ、
多幸感の演出競争にのめり込んでゆく」
「不全感」は十分に機能しない、
十分に活動しないという感じ。
状態が不完全であるという考え。
「多幸感」は、
非常に強い幸福感や満足感。
千葉女史は言う。
「遠近法を狂わせて」と。
強い光と濃い影。
それによって遠近感を狂わせてはいけない。
7番ホールはパー4。
青い空と白い雲、
そしてフェアウェイの緑。
17番ホールのこのドライバーは、
ベストポジションに飛んだ。
7時過ぎにスタートして、
ランチをしても、
1時には上がった。
今週は火曜・水曜・木曜と、
商人舎ミドルマネジメント研修会。
第21回目となる。
待ってますよ。
では、みなさん、今週も、
遠近感を失わず、
仕事に精を出そう。
Good Monday!
〈結城義晴〉