敬老の日の3連休に向けて、「原理・原則、全うせよ」とスペシャリスト・ゼネラリスト論議
Everybody! Good Monday!
2008年9月第2週です。
東京、横浜は、昨夜、大雨と雷。
我が家の愛猫ジジは、雷が大嫌いで、
ベッドの下の奥のほうに入り込んで、
じっとしていました。
まずお知らせ。
このホームページの左側のワク。
ずらりと並んでいる研修会をご覧ください。
商人舎では、出来るだけ「セミナー」と呼ばずに、
「研修会」と称しています。
そのほうが商人舎らしいから。
まず締め切りの早い順に。
①10月28日~11月3日。
「第2回USAスーパーマーケット視察研修会」
現時点で、必須のコースです。
ダラス・オースティン・ニューヨーク。
商人舎になってから第2回。
商業界時代からすると、もう8回目でしょうか。
ローカルチェーンとして、
ウォルマートに堂々と立ち向かっているHEバット、
そして王者ウォルマート、
さらにニッチのスーパーマーケット群。
これらをしっかり学びます。
今回はハロウィン販促合戦真っ最中。
商人舎ファミリーの皆様、
締め切りが迫っています。
②9月19日の「4人のビッグセミナーin大阪」
「お客様のための商いの真髄」
「ビッグ○○○○」というときだけ、
セミナーという言葉を使います。
語呂が良いからです。
西端春枝先生、三枝輝行さん、松井博史さんと私。
もう少しだけ席が残っています。
③10月3日「コーネル大学RMPジャパン開校セミナー」
これは日本セルフ・サービス協会主催。
コーネル大学名誉教授ジーン・ジャーマン先生、
同ウィリアム・ドレイク博士、
フリードマンスーパーマーケットCEOキャロル・ビッター女史、
ウェグマンズ・カテゴリーマーチャント吉野邦夫さん、
そして日米ベスト店長ディスカッション。
私が、総括講義をします。
④10月24日「不況でも惣菜は売れる!」
ロックフィールド社長の岩田弘三さんを迎えて、
惣菜コンサルタント第一人者の林廣美先生と私が競演。
食欲の秋といいますが、
研修の秋でもあります。
左ワクからクリックして、
お申し込みください。
さて、今週は秋への突入の週。
週末から、サラリーマン家庭では、
土曜、日曜、月曜と3連休。
最後に敬老の日の祭日。
惣菜の第一人者・林先生によると、
「長寿のエビフライ」をキチンとつくって売ると、
飛ぶように売れるとか。
今週金曜日からその林先生の「金曜コラム」が、
スタートする予定。
コラムタイトルは、未定。
金曜日をお楽しみに。
このコラムの林先生の販売ノウハウを読むと、
週末に大きな成果が得られます。
今週は、従って、週末3連休に向けて、
「原理・原則、全うせよ」で行きましょう。
最後にひとつ。リクエストにお答えして。
スペシャリストとゼネラリストに関して。
スーパーマーケットやチェーンストアで、
よく使われる用語。
自分がどうなるかに関係するから、
若い人たちもこの用語には敏感になる。
スペシャリストとは、
「専門家」「熟練技術者」。
英語では、プロフェッショナル・エキスパートといったりする。
テクノクラートとも言います。
だからすべての人が、スペシャリストを目指す。
まず何らかの分野の専門家になる。
それが先です。
スペシャリストは、
会社や組織から見ると、
数値責任を全うしてくれる人、
ということになります。
私は、幸せ基準からみると、
スペシャリストはとてもいいと思う。
人間社会で生きるときに、
すべての人はスペシャリストです。
そして一握りの人がゼネラリストになる。
しかしゼネラリストが偉いわけではない。
役割分担、組織内分業のひとつと考えるべき。
ゼネラリストは、
トップマネジメントへの起案屋です。
基本政策や経営戦略、
長期経営計画の策定を担う。
だからトップマネジメントに昇格する予備軍でもある。
一般に、ゼネラリストと使う場合は、
スペシャリストに対して、
複数の分野で、一定以上の知識や技術や経験を積んで、
横断的に仕事をしていく人のことをいいます。
オーケストラを例にとるのが良い。
なぜならオーケストラが比較的大きな組織だからです。
カラヤンのベルリンフィルとビートルズは、
組織が違います。
ビートルズの、
特にジョン・レノンとポール・マッカートニーは天才です。
スペシャリスト、ゼネラリストの枠に収まらない。
ビートルズは、天才の集まり。
従って、長続きはしなかった。
ベルリンフィルのオーケストラは、
たとえカラヤンが亡くなっても、
いまだに続いている。
それは組織だからです。
そして、ベルリンフィルはまさに、
世界第一級のスペシャリスト集団です。
ゼネラリストは、第一バイオリン。
指揮者は、もちろんゼネラリストですが、
しかしカラヤンは社長でした。
トップマネジメントでした。
こんなたとえ話で理解できるでしょうか。
組織の中の、
スペシャリスト、ゼネラリストは、
その組織がゴーイング・コンサーンで、
長続きし、成長していくための、
役割分担なのです。
以上、「原理・原則講座」でした。
Everybody! Good Monday!
<結城義晴>
2 件のコメント
消化不良中(?)ですが、理解できるように頑張ります。
ありがとうございました。
ナンバさん、説明不足で恐縮。
今、書いている本に、このことは、
少しだけ丁寧に書き込みます。
11月くらいの発刊になるかもしれませんが。
ご期待ください。