成城石井社長交代と伊藤園陳列コンテスト・万代大学前夜夕食会
㈱成城石井の社長が交代する。
商人舎流通SuperNews。
成城石井news|
後藤勝基氏社長就任/ローソン竹増社長が会長に
営業収益は大台の1000億円を達成。
生え抜きの原昭彦社長は退任する。
大久保恒夫さんの後を受けて、
2010年から現在まで、
親会社がくるくる変わった同社を、
精神的にも営業的にも支え続け、
成長させ続けた。
新社長は後藤勝基さん、51歳。
コミュニケーション本部本部長代行、
兼マーケティング部長。
三菱商事㈱から㈱ライフコーポレーション、
さらに英国の食品メーカー「Princes」などに出向。
商事の中ではもっとも、
食品分野とスーパーマーケットに強い。
私もヨーロッパ研修やアヌーガなどで、
大いに世話になった。
懐かしい。
竹増貞信ローソン代表取締役社長が、
成城石井の取締役会長を兼任するが、
さらに三菱商事色が強くなる。
原昭彦さんは56歳。
コーネル大学RMPジャパン「奇跡の第2期生」。
まさに成城石井の奇跡を起こした。
まだまだこれからだ。
私が㈱商業界を辞したのが55歳だった。
原さんを応援しよう。
ひとまずはお疲れ様でした。
これからです。
後藤さんも、
成城石井をよろしく頼みます。
あなたの双肩にかかっている。
2024年春季お~いお茶陳列コンテスト、
その最終審査会。
いつもの地下会議室ではなく、
今日は上階の役員室。
この春は2回に分けて、
陳列コンテストが開催された。
第1回が1月22日から2月29日まで、
第2回が3月4日から3月7日まで。
昨年以上の応募作品が寄せられた。
審査委員長の私と、
本庄大介社長、
本庄周介副社長、
神谷茂専務の伊藤園トップ3人、
松井康彦商人舎エグゼクティブプロデュサー、
そして月刊食品商業の三浦慶太編集長が、
各賞を選考する。
司会は土井貴文さん。
伊藤園マーケティング本部販売促進部第六課長。
会場のテーブルには各賞候補作品が、
ずらりと並べられている。
それらを審査員が丁寧に見て、
選んでいく。
この春は飲料メーカー各社が、
主力ブランドを一斉にリニューアルした。
そのなかで伊藤園が陳列コンテストを行った。
そして多くの応募があった。
参加してくれた企業の皆さんには、
審査委員長として感謝したい。
店舗賞のすべての賞が決まって、
伊藤園のスタッフが、
応募作品を片づけていく。
そのあと企業賞を決めて、
最後に審査員各自が総評を述べる。
私の右隣は本庄大介社長、
本庄周介副社長、神谷茂専務。
左隣が松井康彦さん、三浦慶太さん。
今回も力作、秀作が揃いました。
発表を楽しみにしてください。
陳列コンテストが終わると、
私は急ぎ品川駅へ。
新幹線のぞみに飛び乗り、
大阪・上本町へ向かう。
明日23日は万代知識商人大学。
9期の第2回講義だ。
前夜にいつも講師陣との会食がある。
近鉄百貨店の「美濃吉」。
美濃吉らしいおいしい食事をいただきながら、
アメリカの動静や日本全体の食品小売業、
そして大阪マーケットの情勢などを語り合った。
さらに万代の取り組み、課題などを聞いて、
私の見方や考え方を話した。
左から和久正樹取締役店舗運営担当、
河野竜一取締役人事担当、
そして津田睦人事部マネジャー。
第2回講座は、
ヒューマンリソースマネジメント。
和久さんが総括講話、
河野さんは労務管理問題、
津田さんはロジカルシンキング。
それぞれ講義してくれる。
企業内大学はトップや幹部が講義する。
それが何よりいい教育になる。
会社は変わらねばならない。
トップも変わり、幹部が変わり、
社員自身も変わる。
「自ら、変われ!」
立場や役割は変わるものだし、
そのために自分自身も変わる。
原昭彦。
変わることこそ、
喜びだ。
頑張れ。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
親会社が変わっても変わらない成城石井さんは、すごいと思います。いい意味で血が濃すぎて、いい意味で変わりようがないのかなと思います。経営の方々のその血統へのリスペクトも感じます。
商品のDNAの強さを感じさせる会社です。
原昭彦さんがそれをけん引し続けました。