万代/大阪のオカン「明日のパン」と「サミットカップ2024」の開幕
定点観測、万代渋川店。
万代知識商人大学の講義の際のランチ。
私はいつもこの店の惣菜や弁当を食べる。
いつも素晴らしい。
それが万代のマーチャンダイジングの基本だ。
8月1日はスーパー月の市。
朝8時オープン。
毎月、すごい客数となる。
テレビ放映された「明日のパン」売場。
テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で、
「大阪府民のオカンは毎日何度も
『明日のパン』と言う!??」
実に面白い。
さて商人舎流通スーパーニュースが面白い。
サミットnews|
「サミットカップ2024」開幕/メーカー32社がメニュー対決
恒例の「サミットカップ」
メーカー32社にトーナメント方式で、
メニュー対決をしてもらう。
昨年の「サミットカップ2023」は、
16社が参戦したが、
今年は32社。
参加企業の社長さんが、
自身が普段家庭で食べている自社商品を使った、
おすすめレシピと共にチラシに登場。
勝敗は顧客が決める。
店頭または専用サイトでの投票。
予選は7月~9月に順次行われ、
決勝トーナメントは10月~11月に開催。
各社の社長さんたちが、
大乗り気で参加している。
サミットは顧客との親密な関係をずっと維持している。
だからこの企画にメーカーもその社長さんたちも、
真剣勝負で乗ってくれる。
宣伝ポスターがまことによろしい。
トーナメント票の右上に後姿が見えるが、
これが服部哲也サミット社長。
これもいい。
たとえ負けてもメーカー各社にとっては、
マイナスにはならない。
実際に多くの顧客が料理をして食べてくれる。
だから売上げにもつながる。
すでにトーナメントは始まっていて、
グループAの1回戦では4社が勝ち残った。
グループA -1は、
「プリマハムvsフジッコ」
「プリマハム 香薫2種のタルティーヌ」と、
「フジッコ 豚肉のショウガこんぶ焼き」
298票対283票でプリマの勝ち。
惜敗したフジッコの福井正一さんの表情がいい。
プリマの千葉尚登さんは嬉しそうだ。
グループA-2は、
「エバラ食品工業vs理研ビタミン」
エバラが勝って肉に扮した森村剛士さんが面白い。
理研の山木一彦さんの悔しそうな表情が対照的だ。
グループA-3は、
「岩下食品vs明治」
岩下の新生姜の豚バラ肉のくるくる巻き」が圧勝。
これも明治の松田克也明治社長の悔しそうな表情、
演技賞をあげよう。
岩下和了さんのガッツポーズも絵になっている。
そしてA-4は、
「エスビー食品vsニチレイフーズ」
エスビーの「Winnerカツカレー」の勝ち。
エスビーの池村和也さん、ノリノリで面白い。
ニチレイの竹永雅彦さんは、
今川焼をかぶったが残念。
この企画は写真も丁寧に取られている。
全員の「戦うぞ」という写真もいいし、
トーナメントの真面目な顔もいい。
さらに勝者と敗者の、
それぞれの表情やしぐさも、
きちんと写真を撮って掲載している。
楽しんで、フェアーに真剣勝負をしていることが、
顧客にもわかる。
「サミットが、
日本のスーパーマーケットを
楽しくする。」
企画して実行するサミットの人たちも、
参加するメーカーの人たちも、
そして何より顧客たちが、
楽しんでいる。
万代とサミット――。
もっともっと楽しませてください。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
買い物をエンタメ化するサミットさんと、日々の暮らしに徹底的に寄り添う万代さん。どちらも素敵です。
吉本さん、ありがとうございます。
楽しくなければ商売じゃない、
楽しくなければ仕事じゃない。
これです。