大谷翔平の9回裏満塁本塁打の40/40に乾杯!!!
大谷翔平。
40/40。
メジャーリーグの打者三冠王は14人出ている。
三冠王は本塁打、打点、打率で、
シーズンのトップになること。
しかし40本塁打/40盗塁は、
これまで5人しかいなかった。
大谷が6人目となった。
それほどすごい記録だ。
とびきりの大リーガーばかりだ。
1988年のホセ・カンセコ。
オークランド・アスレティックス。
1996年のバリー・ボンズ。
サンフランシスコ・ジャイアンツ。
1998年のアレックス・ロドリゲス。
シアトル・マリナーズ。
21世紀に入ってからは、
2006年のアルフォンソ・ノ、
ワシントン・ナショナルズ。
昨2023年のロナルド・アクーニャJr、
アトランタ・ブレーブス。
打って、走って、投げる。
これが野球選手の三要素。
そのうちの打ってはホームラン、
走っては盗塁。
大谷はそのうえ投げるも一流。
投手と打者の二刀流。
ドジャース対レイズ戦。
リアルでテレビ観戦していた。
ゲームは3対3で、
9回裏を迎えた。
2アウト満塁。
それがスタンド最前列に入った。
サヨナラ満塁ホームラン。
ダイヤモンドを大股で走り抜けた。
ゲームは7対3で勝利。
ベンチ総出で出迎えた。
ドジャースタジアムのスタンドも、
一体となって歓喜した。
もう、言葉はない。
前人未到の45/45はやり遂げるだろう。
そして50/50まで実現してしまいそうだ。
来年度からは投手も再開する。
だから盗塁は減る。
今期しかないという状況。
そのうえ、
126試合目の9回裏2アウト満塁。
ほんとうに言葉はない。
今日はこれだけで満足。
みんなで祝福しよう。
乾杯。
しかしなぜ、ショーヘイは、
ここまで愛されるのだろう。
日本ではかつて、
「巨人・大鵬・卵焼き」と言われた。
大人気の三つのもの。
しかし九州生まれでへそ曲がりの子どもの私は、
巨人は大嫌いだった。
卵焼きもそれほどの好物ではなかった。
大鵬だけは大ファンだった。
小学校3・4年の担任の先生、
押切美那子先生が大鵬と同郷の幼馴染で、
命を懸けて応援していたから、
私も影響を受けて大ファンになった。
ただし巨人と卵焼きは、
好きではなかった。
大谷翔平は無条件で、
日本人もアメリカ人も、
中国人も韓国人も、
子どもも大人も年寄りも、
例外なく応援している。
そのように見える。
私は何でもお店にたとえるが、
今の大谷翔平はどんな店だろう。
とびきり品揃えがよくて、
品質も確かで、
価格が安くて、
凄く快適で、
とても親切で、
他に類のないお店。
日本で言えば昔の三越か。
それから勃興したころの、
圧倒的なダイエーか。
今のアメリカで言えば、
コストコかトレーダー・ジョーか。
それらを超える存在か。
マーケット・リーダーであれ。
いつも私はそれを言う。
さもなくばマーケット・チャレンジャー。
あるいはマーケット・ニッチャー。
これは全体に向けてそれぞれに、
ポジショニングせよ、という意味だ。
しかし大谷翔平は、
圧倒的なマーケット・リーダーだ。
日本人もアメリカ人も、
中国人も韓国人も、
子どもも大人も年寄りも、
例外なく好きな店。
ベースボーラーとしての翔平は、
打つ、走る、投げる能力とともに、
その人柄がとてもいい。
店も同じだ。
商品とその価格。
それとともにフレンドリーであること。
それらがアウトスタンディングであること。
大谷翔平をこのように論じても、
まったく面白くはないけれど、
大谷翔平のことを思うだけで、
うれしくなる。
思うだけでうれしくなる店。
そんな店を皆さんもつくってください。
お願いします。
〈結城義晴〉
2 件のコメント
大谷翔平のようなお店、或いは大谷翔平のようなメーカー、、、。パッとは思い浮かびません。大谷翔平が凄すぎるのでしょう。。
同感です。
想像がつきません。