バブル崩壊後最安値を打った株価、長期不況への突入のときのスチュー・レオナードの信頼確立の言葉の数々
週明けの株価が注目されていたが、
とどまるところ知らず、
日経平均7126円で終了。
1982年以来、26年ぶりの安値。
「8000円を切ると、大変だ」
そういわれていたその8000円から7000円に迫る勢い。
アメリカでもダウ平均は、8175ドルと続落。
日米欧、そしてアジアでも、
貨幣経済の中核をなす「信用」が、
ガラガラと音を立てるように、崩れている。
人間同士の間で交わされる「信用」は、
人間たちがいかに困っても、
簡単には回復しない。
人間同士で、信用を復活させれば、
株式や為替の正常化は可能なはずだが、
もうそれは「妖怪」となって、
自分たちの手に負えない。
まるで、神の怒りが、
「バベルの塔」を崩壊させるために、
人類の、互いのコミュニケーションを、
遮断させてしまったかのようだ。
アメリカ大統領選挙は、大詰めに迫った。
オバマ優位は動かないが、
アメリカ合衆国には、何が起こるか分からない。
その、今日、私たちはテキサス州に旅立つ。
商人舎USAスーパーマーケット視察研修会。
「信用」はいかに築かれるか。
創業者レオナード氏の言葉を紹介しよう。
超有名なクレド。
Rule1
The Customer is Always Right!
Rule2
If the Customer is Ever Wrong,
Reread Rule1.
原則1
顧客はいつも正しい。
原則2
たとえ、顧客が絶対に間違っていると思っても、
原則1を読み返せ。
本店のノーウォークの店には、
この言葉にさらに添えられる文句がある。
Our mission is to create happy customer.
私たちの使命は、お客様の幸せをつくることです。
「常に、忘れてはならない。
満足したお客様だけが、
再び来店してくださることを」
「顧客を愛せば、顧客はあなたを愛してくれる」
「苦情を言ってくれるカスタマーは、
最良の友である。
彼らは私たちに成長のチャンスを与えてくれる」
「利益はお客様からのご褒美であり、
決して私たちの権利ではない。
満足してくださったカスタマーからの称賛の証なのである」
「成功する人は、一つのことに集中する。
そしてそれをやり続けることができる」
「子供の行くところに母親はついて行く」
「リーダーの仕事は、
部下をリードすることではない。
部下を励まし、奮い立たせることだ」
「知識を得るだけでは十分ではない。
行動に移さなければならない」
どうだろう。
信頼を取り戻すための考え方、行動の仕方。
レオナード氏の言葉にすべて、込められている。
そのたった一つの秘訣は、
「自分の顧客を明確に意識し続けよ」
これは結城義晴の言葉。
自分のカスタマーが見えない商売が、
「信頼」と「信用」を喪失している。
この最も重要なことを学びに、
貨幣経済危機と大統領選挙の真っただ中のアメリカに発つ。
いざ。
<結城義晴>
[追伸]
アメリカからも、[毎日更新宣言]続けます。
しかし、ページアップの時間が不安定となります。
ご了解のほど。
そしてご期待ください。