ゼロサム時代、マイナス成長の現在、四半期単位と週単位で問題解決せよ!
Everybody! Good Tuesday!
11月4日、火曜日。
11月に入っての3連休。
いかがだっただろう。
日本経済は、7月から9月までの3カ月、
ゼロ成長だった。
世界の先進国が、今年から来年にかけて、
ゼロ成長を予測している。
すなわち、昨年と比べて、
伸びがないということ。
それが客観情勢。
今日、いきなり、トップニュースになったのは、
音楽プロデューサー小室哲也の詐欺容疑逮捕。
自分の能力の損益分岐点を、
はるかに超えた事業展開と生活ぶり。
それが破滅を生んだ。
ゼロ成長・マイナス成長が予測される今、
損益分岐点の認識こそ重要だ。
自分の仕事、自分の生活、
会社の仕事、会社の採算。
そこからインフレ体質を一掃することだ。
それは11月12月の商戦にも通ずる。
11月は曜日周りがよい。
12月は悪い。
11月に入ったとたんの文化の日を含む3連休、
それが勤労感謝の日を含む下旬にも訪れる。
そして曜日周りの悪い12月。
しかしすべてを四半期単位と週間単位で考えると、
問題は解決する。
四半期ごとにストーリーをつくり、
1週間単位で、ドラマを演出する。
その中で、ウィークデーは、
「節約、倹約。もったいない」
ウィークエンドは、
「失敗を恐れない」
アメリカでも、
ウォルマートやコストコ、
そしてトレーダー・ジョーズやウェグマンズ、HEBは、
クリスマスを射程に入れたハロウィンを展開していた。
コストコは9月からクリスマス商戦を始める。
これは業態が違うから。
コストコは11月中に、クリスマス商財を安く売りきる。
業務用をターゲットの一部に入れているからだ。
そして12月にはクリスマス商品を扱わない。
完全なるブルー・オーシャン戦略。
ウォルマートは今年、10月1日から、
クリスマス商戦の展開を始めた。
まさに四半期単位のストーリー。
その中で、ウィークリー・オペレーションを展開する。
四半期と週間、クウォーターとウィークリーで実行。
その中で月間・マンスリーは参考資料程度。
この方が健全だ。
月間で計画を練り、月間で成績を評価する。
従来からそうしているというだけで、
全精力を月間成績に傾注するなど、
ナンセンス。
その分の力をお客様に向ける方がよい。
私はそう思う。
だから12月末まで、
ワンストーリーの中で、
ウィクリー計画を立て、
それを淡々と実行すること。
1週間ずつ、淡々と検証すること。
結果を見れば、その方が良いに違いない。
スタートは、今日からでもよい。
商人舎11月の標語。
「満足した顧客だけが再び来店してくれる」
これはスチュー・レオナード氏の言葉。
「常に覚えておかねばならない。
満足したカスタマーだけが、
再び店を訪れてくれることを」
毎日毎日、
「満足したお客様だけがまた来てくださる」
こう考えて仕事する。
この繰り返しが、12月まで続く。
それがゼロサム時代、マイナス成長時代の、
お店のあり方だ。
さあ、今週もいい天気。
Everybody! Good Tuesday!
<結城義晴>