イトーヨーカ堂全力の新店「ヨークフーズ東小金井店」

新潟県上越市。
ホテルの朝食を食べて、
すぐに上越妙高駅へ。
駅前でブルーチップ㈱の皆さんと写真。
右から常務取締役の中野茂さん、
代表取締役社長の宮本洋一さん、
そして関東営業部部長の平野博宣さん。
お世話になりました。
ありがとうございました。
信越新幹線が来るまで、
上越妙高駅を散策。
東口のエントランスホールは、
「もてなしドーム」と呼ばれる。
最上部にガラスブロック、
内部に越後杉を採用してドームをつくった。
新幹線に乗り込んでからも、
しばらくは妙高連山を楽しめる。
いい旅だった。
東京駅に着くと宮本さんと別れて、
横浜の商人舎オフィスへ。
夜まで月刊商人舎5月号の入稿の仕事。
一方、山本恭広編集長。
東京の東小金井へ。
「ヨークフーズ東小金井店」
グランドオープン。
商人舎流通SuperNews。
イトーヨーカ堂news|
4月下旬「ヨークフーズ東小金井店」オープン
㈱イトーヨーカ堂が、
総合スーパーの店舗閉鎖を進めている。
具体的には直営の衣料品から撤退して、
スーパーマーケットの専業チェーンに変わる。
その久しぶりの新店。
期待がかけられる。
JR中央線東小金井駅北口から、
約100mの駅前立地。
駅構内フロアには、
オープンを知らせる大型のサインシール。
駅前にはマルエツ東小金井駅北口店。
2016年オープン。
再開発事業の一環として、
8階建てマンションが開発され、
その1階に入る。
一方、ヨークフーズ東小金井店は、
JR貨物が使用した1685坪の敷地に建てられた。
売場面積561坪のスーパーマーケット。
90台分の駐車場を確保するため、
ピロティ型店舗となった。
オープン2時間前の8時には、
駐車場の一角にスペースを設けて、
記者説明会。
説明者は二人。
伊藤弘雅取締役営業本部長と、
西山英樹執行役員フード&ドラッグ事業部長。
伊藤さんは故伊藤雅俊創業者のお孫さん。
その伊藤さんが基本的な考え方を説明した。
パワーポイントを使って店舗概要を明らかにし、
売場づくりの意図を解説した。
消費の「二極化への対応」として、
商品構成を松竹梅に分けた。
そして松の商品構成を厚くした。
梅はセブン・ザ・プライスで価格対応。
3月1日付けで、
真船幸夫ヨークベニマル前社長が、
イトーヨーカ堂代表取締役会長に就任した。
売場づくりには、
そのヨークベニマルの知見が、
存分に取り入れられた。
現在のイトーヨーカ堂は、
かつてのヨークマート、その後のヨークなど、
首都圏のスーパーマーケットが参集している。
そしてスーパーマーケット業態のバナーは、
「ヨークフーズ」にしている。
説明会のあと、店内取材。
エスカレータで2階売場に誘導。
ワンウエイを意識した売場。
先頭の青果売場は開放感を出す。
鮮魚売場はシースルーで対面方式を取り入れる。「松」の商品では、
仲卸とコラボした本マグロを強化する。
精肉は「松」商品として黒毛和牛を強化する。
惣菜売場は標準店舗の約2倍の広さ。
売上げ構成比15%を目指す。
オープン後も店舗前には、
入店を待つ長い行列。
初年度年商28億円を目標とする。
坪効率は約499万円。
写真を見て報告を聞く限り、
スーパーマーケットとして合格か。
それ以上を目指しているのだろうが、
今日は全営業幹部がこの店に集合した。
力が入っている。
初日売上目標は2000万円。
多分、クリアしたと思われる。
詳細はその後の状況を含めて、
月刊商人舎5月号で詳解しよう。
書きたいことは山ほどあるが、
このヨークフーズ東小金井店に、
イトーヨーカ堂全社の力が結集されることを、
心から祈るばかりだ。
〈結城義晴〉