「教えることは学ぶこと」PCSAと立教で講義、講義
今週が仕事始めだったとは、とても思えない。
昨1月9日は、午後1時から、
銀座でPCSA人事部会の恒例の講義。
PCSAとは、パチンコ・チェーンストア協会の略。
テーマは、パチンコホールのための
「一から学ぶチェーンストア初級講座」
その第2回「素朴・簡素な『チェーンストアの原則』」
熱心な受講生が、32名ほど集まってくれた。
チェーンストア方式とは何か。
1.キャッシュ&キャリー方式
2.セルフサービス方式 〈1916年クラレンス・サンダース〉
3.薄利多売方式
4.小売業者であると同時に卸売業者であること
5.資本回転方式
この5つが、アメリカにおける初期チェーンストアの主要要素。
さらにアメリカにおけるチェーンストア成長の要因は以下の4点。
1.チェーンストア方式自体に内在する長所
2.チェーンストア経営者になった人々の資質
3.この人々が自己の経営を条件の変化に合わせる弾力性を持っていたこと
4.彼らの仲間の団体活動が効果的なこと
私自身、とても勉強になる。
チェーンストアやスーパーマーケットを経営・運営している人に、
チェーンストアの理論を説明するときには、
当然、承知のこととして、飛ばしていく部分が多い。
しかしPCSAのメンバーにレクチャーするときには、
一つひとつ丁寧に、しかも論理を積み重ねるように話す。
それが私に、気付かせることが多い。
「教える」とは、「学ぶ」こと。
皆さんに感謝。
2時間、講義して、その後、質疑応答など。
充実した時間帯だった。
その後、午後3時から開催されていたエコストア研究会へ。
ところは麻布台、商業界会館。
エコストア研究会2009年第1回会合。
私は、途中合流だったが、
田村洋三座長をはじめとして、皆さん、積極的な議論を重ねてくれた。
2月4日に開催される「省エネ法施行直前・緊急セミナー」のプログラム内容について、
さらに直近のエコストアの開発傾向について。
今回は、ヤオコー顧問の大塚明さん、
オーガニックギルド執行役の大高愛一郎さんも参加してくださって、
にぎやかなメンバー。
大高さんは、ご存知、コーネル大学RMPジャパン事務局長。
さまざまな議論の報告は、新装なった本ホームページの「エコストア研究会」ブログで、
近日中に掲載予定。
もちろん2月4日の「改正省エネ法施行直前セミナー」にもご参加のほど、
お願いしたい。
日が変わって、今日。
1月10日土曜日、池袋の立教大学。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の講義。
今年度、最後の授業で、
私は「ホスピタリティ・マーケティングの総括」をした。
使ったのは「カスタマー&コモディティ・マトリックス」 。
前半は、ハローデイのケーススタディ。
みんな、感動して聞いてくれた。
後半が、理論のまとめ。
あとは、後期期末課題レポートを提出してもらって、
成績を評価して、今年度は終了。
4月から、2009年度が始まる。
今年も、充実していた。
学生諸君、ビジネスデザイン研究科事務局、
それに立教大学にも、心から感謝したい。
「教えることは学ぶこと」
その機会と場が、私に与えられた。
そのことが、何より、ありがたい。
さて、今日から3連休。
月曜日の成人の日に向けて、
若さと活力にあふれた営業活動を期待したい。
日本中のお店に。
Everybody! Good Weekend!
<結城義晴>