冬至・Xマス・年末の「小さな喜び・ささやかな幸せ・明日への希望」
Everybody! Good Monday!
2009年12月最後から2週目。
あと、10日間で、
「新」の漢字をつけられた今年が終わります。
そして「新」の次の2010年。
商人舎では、アメリカ視察研修会を、
三つのコンセプトに分けることになりました。
①Basicは、もちろん原理原則・基礎基本編。
5月23日から28日の6日間。
価格は、29万8000円。
アメリカ小売業の一から十まで、
全体像や体系を網羅的に勉強する研修会。
理念・ロマン・ビジョンから、業態・フォーマット・バナー、
店づくり、売り場づくり、プロモーション、商品づくり、その見方。
そしてショッピングセンター開発の在り方など。
現在、その最適エリアのラスベガスに居座って、
じっくり学びます。
②Hotは、最新潮流・最新情報編。
こちらは3月16日から22日の7日間。
42万6000円。
最もホットなエリアで、
新実験店・最注目企業を学びます。
アリゾナ州フェニックス・スコッツデールと、
カリフォルニア州サクラメントとサンフランシスコ。
ウォルマートのマーケットサイド、スーパーメルカド、
ハーフサイズスーパーセンター、環境対策最新型など、
さらにテスコのフレッシュ&イージー、
セーフウェイの最新ライフスタイル店舗とザ・マーケット最新型。
さらに働きたい企業ランキング第10位に入ってきた「ナゲットマーケット」。
それにホールフーズ、トレーダージョーズ、アルディ。
ローカルチェーンの生き残り策を学び、
アメリカ小売業全体のベクトルを明示します。
③Specialは、10月予定。
こちらは中長期経営戦略を追求するための特別編。
テキサス州とニューヨーク。
このほかにSpecial編は、ご要望にお応えして、
新しい企画も検討中。
HotとBasicは、すでに募集中です。
さて、今日から年末まで、
一気に駆け抜ける歳末商戦。
この12月商戦の前半戦はどうだったか。
その傾向をよく見て、よく考えねばならない。
明日22日は、冬至。
1年間で最も昼が短い日。
だから最も夜が長い日。
ただし、日の出が最も遅い日、
日の入りが最も早い日ではない。
日の出が最も遅い日は、冬至の半月後の1月上旬、
日の入りが最も早いのは、冬至の半月前頃の12月上旬。
これ、ちょっと意外な事実。
日本では、冬至の日にゆず湯に入る。
だからユズをしっかりと売る。
値段の張らないユズ。
ささやかな喜び、小さな幸せを、
お客様に丁寧にお勧めしたい。
冬至がゆも食べる。
これは小豆がゆ。
カボチャも食べる。
インフルエンザが流行っているが、
小豆粥とカボチャは風邪避けとなる。
小さな喜び、ささやかな幸せを、
お客様にきちんと提案したい。
中国では冬至に食べるものが違う。
北方では餃子を食べる。
南方では湯圓(餡の入った団子をゆでたもの)を食べる。
冬至には一家団欒で過ごす風習もある。
なぜか世界中で「冬至祭」が祝われる。
キリスト教のクリスマスも、
起源は冬至祭と言われている。
地球の恵みの根源の一つは太陽です。
その太陽の力が最も弱まるのが冬至。
株の世界でいえば、「二番底」。
それが無事に過ぎ去ったら、
人間は喜びたい。
だから皆で祝う。
現在の経済も景気も、
最も弱まった時かもしれない。
だからそれが過ぎたら、喜ぶ。
「冬至」にはそんな意味が含まれている。
私たち日本では、翌日の23日は天皇誕生日の祭日。
その次の24日が、クリスマス・イブ。
そして25日の金曜日はクリスマス。
3日間セットで、誕生祭一色。
小さな喜び、ささやかな幸せを、
支援したいし、お手伝いしたい。
それが今週。
ただし26日の土曜日から、
売り場をがらりと変えて、
和風の日本の年末際になる。
26日からは、
「来年への希望」を分かち合う年末商戦となる。
人間は、希望がなければ生きることができない。
その希望を示唆し、提供する。
忘れてはいけない。
たちの仕事は、
お客様の暮らしを支えること。
つらい時、苦しい時、景気が悪い時、
私たちは「小さな喜び、ささやかな幸せ、明日への希望」で、
生き抜いていく。
それを提供するのが、
小売業・商業、サービス業の役割。
Everybody! Good Monday!
2 件のコメント
結城さんのコメント毎回そうだなーって繰り返し読んでいます
身に沁みます
今日は報告があります
沢山の応援者のおかげで厚生施設4か所落札出来ました
感謝感謝感謝です
今日だけはちょっとはしゃいでいます
負の連鎖を断ち切れそうです
アメリカbasic研修会
当社の店長を参加させて頂きたいと思います
井上文明様 ご返事遅れ、恐縮。
メールに頂いたコメントだと勘違いしていました。
落札、おめでとう。
十ヶ月の調査と・研究。
一瞬の問題解決。
このくり返しが仕事である。
『メッセージ』(結城義晴著)より