商人舎6月号とライフ中原井田店、堂々の同時オープン!? タイ報告も。
商人舎オフィスに、
戻ってきました。
そうしたら月刊『商人舎』6月号が、
出来上がっていた。
特集
Trader Joe’s
人・品・店のすべて
目次はこれ。
結城義晴「誰も書かなかったTrader Joe’s」
伝説の創業者ジョー・コロームの独白
テキサス第1号店のすべて
読みどころ満載の特集号です。
年間購読で1万8000円ですが、
Webメンバー5人に
IDとパスワードが付与されるから、
1人1カ月300円です。
是非ご購読を!
従来通りのメールでのお申し込みは、
こちら。
メールが面倒なみなさんには、
遅ればせながらこのたび、
新たにファクスでのお申し込み方式を
用意しました。
こちら。
チーフエディター渋木克久からも、
お願いします。
本が刷り上がってくるって、
いいなぁ。
小売りサービス業にとっては、
新店オープンの時のようです。
毎月、この気分になれる。
うれしい。
しかし、初心忘れず。
さて、今日12日、
ライフ中原井田店がオープンした。
関東圏では100店目、
神奈川では20店目、
そして川崎市では10店目となる。
場所は、神奈川県川崎市のほぼ真ん中、
東急東横線元住吉駅から1.3キロの地点、
国道尻手黒川線の幹線道路に面する。
地上2階建てで、1階が売場。
面積は1593㎡(482坪)。
午前8時過ぎに、
オープニングセレモニーと、
朝のあいさつが始まった。
最後の品出し作業。
売場のチェック。
各部門が開店前の最後のミーティング。
鮮魚売場の前でも。
準備を終え、お客様を待つ青果売場。
今日の目玉商品トウモロコシ1本88円。
店舗左サイドの惣菜売場。
そしてインストアベーカリー。
準備が整い、
9時30分オープン。
待ちかねたように、
お客様が続々とやってくる。
半額セールの牛肉コーナーに人が群がる。
鮮魚売場も活況。
デリカテッセンも押すな押すなのお客様。
グロサリーエンドには、
人が立ってプロモーション。
一番人気は、せんべいの詰め放題。
清水信次さんもショッピング。
㈱ライフコーポレーション会長。
中原井田店の売上げ目標は、
20億円。
周辺は潤沢なマーケット。
駐車場台数51台がネックだが、
十分、達成できる数値と見た。
詳細は「商人舎magazine」の
weekly specialで報告しよう。
清水信次さんにとっても、
結城義晴にとっても、
新店オープン。
「初心忘るべからず」
貫きます。
さてさて、
タイはバンコクの報告。
6月8日の二日目。
タイのハイパーマーケット2強が、
道路一本隔てて、向かい合って激突。
テスコロータス・エクストラ。
そしてビッグCエクストラ。
まずテスコ・ロータスに入る。
カルフールが開発したハイパーマーケット。
テスコは完璧にこなしている。
入り口のウォール。
直角に左に曲がると、
奥まで見渡せる。
売場面積1万㎡。
ジーンズも充実して、
ハイセンス。
何しろタイ人は、
Tシャツ3枚あれば、
1年を暮せる。
そんな生活のタイ人。
これだけのセンスならば十二分。
ベビー用品もこれだけのプレゼンテーション。
ドラッグストアも入っている。
鮮度感あふれる葉物売場。
惣菜も清潔でおいしそう。
テスコは特にべーカリーを、
拡大している。
この店があれば、
タイ人の毎日の生活は十分にまかなえる。
反対側のビッグCへ。
こちらはフランスのカジノ傘下。
2010年に、ビッグCは、
撤退したカルフールの店舗を買い取った。
この店もその一つ。
まったく同じようなハイパーマーケットで、
そのエクストラは輸入品や高級品が充実。
入り口の家電は、
クリアランスセール。
ジャスト・ベーシックス。
プレゼンテーションも目を引く。
青果部門の導入もクオリティ感がある。
鮮魚は氷敷きの売場。
ヨーロッパスタイル。
魚に鮮度感はないが、
雰囲気は鮮度感たっぷり。
レジも、こんなに混んでいる。
ビッグCとテスコ・ロータス。
甲乙つけがたい2強。
カルフールが撤退して、
「三占」から「複占」になった。
私の理屈はタイでも実証された。
これらの店も、
詳細は熟成させて、
来週に商人舎magazineで。
では皆さん、
「初心忘るべからず」
(タイレポートは今週いっぱい続きます)
〈結城義晴〉