超多忙な日々を送りつつ東京都議選のポピュリズムを憂う
Everybody! Good Monday!
[2013vol25]
2013年ももう、
半年を過ぎようとしている。
6月第5週の最終週。
来週月曜日から7月。
梅雨は真っ最中だが、
今年は雨が少ない。
空梅雨に葉擦れの音も乾きけり
〈朝日俳壇 神戸市・涌羅由美〉
商人舎magazine。
そのなかにWeekly商人舎があるが、
火曜日の常盤勝美の2週間ウェザーMD予報は、
人気の予報記事だ。
それによると、今週は、
北日本~東日本付近では、
しばらくはまとまった雨はなく、
晴れ間の見られる日が多い。
西日本方面では梅雨前線の活動がやや活発。
梅雨らしく雨の降りやすい天気の日が多いが、
気温はせいぜい平年並み。
この後、気象とMDに絡んだレクチャーが続く。
商人舎ホームページの、
2週間天気予報もいいが、
商人舎magazineの方が、
より専門的で、中身も濃い。
さて今週は、
梅雨まっ只中ではある。
しかし万緑の河畔あくまで緑。
万緑をゆつくり歩き拭く眼鏡
〈日経俳壇 燕市・池田勝栄〉
そろそろ梅雨明けが気になるが、
今年は全国的に平年並になる見込み。
だから本格的な夏の訪れは、
西日本~東日本で7月中旬、
北日本で7月下旬。
西日本、東日本はまだ3週間、
北日本で4週間、
梅雨は続く。
ちなみに2年前の震災を、
「東日本大震災」と呼ぶが、
気象用語では、
東日本は関東と中部地方を示し、
北日本が東北・北海道をいう。
だから「東日本大震災」の呼称は、
気象用語とは異なる。
私はいまだに「東北関東大震災」と、
名づけたほうが良かったと思っている。
今週は、だからまだまだ梅雨、
しかし百貨店の中元商戦は、
今週の28日から、
そごう・西武によって、
その幕が切って落とされる。
「早仕掛け」がここでも主流。
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」
今週も、変わらぬ、一大トレンド。
私の今週は相変わらず忙しい。
何より月刊『商人舎』7月号の最終締め切り。
今日の月曜日は、
午前中、㈱紀文食品で、
髙市泰明専務と対談。
そして営業推進室の皆さんと情報交換しつつ昼食。
右から営業推進室長の飯嶋雄次さん、
髙市専務、
副室長の山本真砂美さん。
午後、ワンアジア財団の評議員会・理事会。
私はこの財団の評議員。
その後、立教のF&Bマーケティング講義。
明日火曜日は、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱の、
定時株主総会。
水曜日は万代ドライデイリー会総会で講演。
木曜も大阪にいて、
金曜は東京で、
日本スーパーマーケット協会総会。
そして土曜日は、
横浜市立宮谷小学校同窓会。
午後、立教RBS結城ゼミの研究発表会。
もうちょっと、もうすこし、
そう考えて頑張ってきた。
あの角まで、
あの角まで、
そう思って走る、歩く。
そうしながら、ずいぶん、
長い道を歩んできた。
でも、もうすこし、
もう、ちょっと。
でも時には、こんなことも。
人生を投げ出したかに昼寝せり
〈朝日俳壇 栃木県壬生町・あらゐひとし〉
ついでに面白い一句。
気の小さき青大将のでかさかな
〈朝日俳壇 茅ヶ崎市・森山吐鬼〉
動物に限らない。
人間にも、こんな輩は多い。
さて東京都議選。
自民党と公明党が圧勝。
なんと第三党に共産党が入った。
これこそニュースだろう。
民主党は共産党にも負けて、
日本維新の会も敗北。
1年や3カ月で、
こんなにも政党支持率が激変する。
これこそポピュリズムの世界に、
わが日本があることを証明してしまった。
民主党の海江田万里代表、
「参院選は一丸となって戦い抜く。
私も先頭に立つことを決意表明する」
日本維新の会の石原慎太郎共同代表、
「陣営を組み直すわけにいかない。
関ケ原の決戦が迫っている」
どちらも続投する考え。
しかしこのポピュリズムが蔓延していることは、
商売やビジネスを組み立てるうえでも、
充分に承知しておかねばならない。
「ポピュリズム」とは、
「情緒や感情によって態度を決める大衆を重視し、
その支持を求める手法、
あるいはそうした大衆の基盤に立つ運動」
<『知恵蔵』より>
私は2011年12月のこのブログで、
以下のタイトルで書いた。
「2012年は『ポピュリズムの季節到来』と『正月の営業』、
そして質問『賃金と人件費は上げるか、下げるか』」
何だかそれはまだまだ続いて、
むしろエスカレートしているみたいな気がする。
これには気をつけねばいけない。
単なる人気取りはいけない。
じっくりと信用をつくっていく時。
天気が確定しない時期、
信用や暖簾を大切にしたい。
では、みなさん。
Good Monday!
〈結城義晴〉
2 件のコメント
結城先生へ
「都議選のポピュリズムを憂う」に私も同感です。国政選挙も含めて日本は余りにもブレ幅が大きすぎる気がします。英国と米国の2大政党政治はその国の歴史や社会制度に成立の要因を求める政治学者もいます。
TVやマスコミをとおして政治家から流される一歩通行の言葉では無く、若者が直接、党派を超えて政治家と膝詰めの討論会(選挙期間中にその模様をTV中継)が開催できればいいのですが、理想論でしょうか?
お体大切にしてください。
いまちゃん、いつもありがとうございます。
私たちはいつも理想を掲げ続けねばいけないと思います。
どんどん理想論を語り合いましょう。