「現地・現物・現場」トヨタ生産方式三現主義と五行歌の試み
目覚めると、
軽井沢の空気。
気温18℃。
ベンチが、
座っている。
池
周りに
コテージ。
蛙の
声。
ブレークファストは、
朝の日差しの中で。
白ごはん、
味噌汁、
納豆と漬物。
昨夕から、
第一屋製パンの研修会。
今回は
川一男さんが加わって、
話が核心に迫った。
川さんは、
ダイエー副社長から、
マルエツ社長、
シジシージャパン副会長、
そして現在、流通科学大学専務理事。
「現地・現物・現場」
トヨタ生産方式の三現主義。
第一屋製パンは、
細貝理栄社長が先頭に立って、
この考え方をもとに工場改革を続けている。
川さんも、
マルエツの立て直しの時に、
トヨタの元社長・張富士夫さんから、
直接、
この指導を受けた。
ピーター・ドラッカーは言う。
“Practice comes first!”
「実践が最初に来る」
つまり
「実行第一」 。
ドラッカーはこうも言う。
“As a rule,
theory does not precede practice.”
「原則として、
理論が実践に先行することはない」
昨夜の
全体の話は、
ここに
帰結したと思う。
実に有意義だった。
今日も一日、
川さん、
細貝さんと
一緒に、
さらに有意義な研修。
さて、商人舎magazine。
Weekly連載の
Weekend News Summary。
食品流通「3分の1ルール」見直しのための
「2分の1ルール」実験始まる
重要な実験調査であることは
間違いない。
8月から半年間。
半年後を
注目したい。
しかし返品のルールを、
緩和するのは本来、
筋違い。
返品は商品の逆流。
社会的には大きなロス。
この考え方、
アメリカではオーソライズされていて、
この面での合理性は、
彼の国の方が
優れている。
突然だが、
岩崎航・著
『点滴ポール
生き抜くという旗印』
ここから拾う。
乾かない
心であること
涙もまた
こころの
大地の潤いとなる
『ほぼ日』の糸井重里さんが、
この本を紹介している。
「五行歌(ごぎょうか)」。
「五行で縦書き」
しかしインターネットでは横書き。
①1行は1~10文字程度、
長くても15文字くらいまで。
③五行全体がウタらしいまとまりが
備わっていること。
あとは、一切の制約がない。
点滴ポールに
経管食
生き抜くと
いう
旗印
五行歌。
とてもいい。
岩崎航。
とても、
いい。
どんな
微細な光をも
捉える
眼を養うための
くらやみ
ハウス食品も
「食五行歌」のイベントを
やっている。
2012年度の
第7回五行歌受賞作品から。
仕事帰り
疲れた自分
何が食べたい?と聞くと
手抜き料理と答える息子
元気と優しさをありがとう。
〈石井温子〉
五行歌の会があって、
毎月の10選を発表している。
私の気に入った
五行歌を
三篇。
一度
生まれ落ちたら
生きては
帰れないのが
人生
〈紫かたばみ〉
高々と枝を広げる
ご神木
その上を
悠悠と
渡る鳥
〈黒田節子〉
空の青と
海の青
越られない
線は
人にもある
〈玉虫〉
私もつくりたくなった。
五行歌。
みなさんも、
良い週末を。
一切の制約なしに。
〈結城義晴〉