第3回ミドルマネジメント研修会S取得者発表とネット参院選に思う
第3回商人舎ミドルマネジメント研修会。
成績発表第2弾。
S級取得者発表。
今日は、年齢が若い順にご紹介しよう。
株式会社マルト 平尼子店店長
安島大司さん
今津株式会社 営業課
今津俊郎さん
株式会社平和堂
フレンドマート.G 宇治市役所前店店長
田井中雅治さん
株式会社関西スーパーマーケット瑞光店副店長
大下治さん
株式会社関西スーパーマーケット鴻池店副店長
山田義光さん
株式会社万代 デイリー部マネジャー
日下幸生さん
以上、6名のみなさん。
昨日発表の7名と合わせて、
心から、おめでとう。
大いに、誇りにしてください。
しかしこれが出発点。
終点ではないことを、
肝に銘じてください。
蛇足ですが、
企業別には今回、
関西スーパーマーケットが3人、
平和堂と万代が2人ずつ、
Sの成績を収めた。
彼らは、夜遅くまで、
必死に勉強していた。
その学習の姿勢に、
私は心打たれた。
その姿勢を、仕事に活かしてもらいたい。
それこそ私が心から祈念するものです。
お願いします。
それは今回表彰された人たちだけではない。
全員が、仕事に活かしてもらいたい。
だから全員に、
商人舎magazineのIDとパスワードを、
プレゼントします。
もうお手元に届いているはず。
すぐにでも登録して、
商人舎magazineで勉強を続けてください。
なお、
第4回商人舎ミドルマネジメント研修会は、
9月24日(火)~9月26日(木)の2泊3日。
会場は、ニューウェルシティ湯河原。
内容はさらに充実。
ご参加、ご検討ください。
もう既に、申し込みが来ています。
湯河原は学びつつ、
ちょっとだけ温泉も楽しめる。
会場も素晴らしい。
どうぞ、ご参加ください。
さて、商人舎magazine。
リニューアル後、㈱商人舎一同、
新しい家に住み始めたような気分で、
元気いっぱい。
昨日のDaily商人舎は、力作2本。
①「サンドラッグCVS」シニア向けのコンビニ革新
ドラッグストア業界第2位のサンドラッグ、
シュンペーターのイノベーションに挑戦。
②米国小売業6月の売上げは前年同月比5.7%増
小売業の日米比較記事となった。
さてさて昨日、今日、
東京・文京区関口。
緑深いホテル椿山荘東京。
恒例のペガサスクラブ政策セミナー。
「2013年下半期」
渥美先生亡きあと、いまなお、
124社から495名が参加。
国内、海外のチェーンストアの動向について、
現状の報告・分析と今後の政策方針が語られた。
一方、横浜の商人舎オフィス。
午後から、訪問者。
万代ドライデイリー会事務局長の前田仁さんと、
JTB西日本の小阪裕介さん。
今年の秋と、
来年の夏秋の研修会の打ち合わせ。
秋はドイツ・ケルンの「アヌーガ」と、
スペイン・バルセロナの競合を学びます。
楽しみです。
よろしく。
さて最終盤戦に入った参議院選。
総務省の調査発表。
公示翌日の5日から14日までの10日間、
期日前投票をした有権者は456万2362人。
前回の2010年参院選比で11.9%増。
全有権者の4.35%が投票済み。
凄くいいことです。
期日前選挙に行こう!
投票しよう。
小売りサービス業従事者の投票率を上げたい。
それが社会を変える。
日本を変える。
そのはじめてのネット選挙。
朝日新聞『天声人語』。
「候補者の9割以上が
フェイスブックやツイッターを使う」
しかしそれを受け止める有権者。
ネット情報を参考にはしないらしい。
「選挙戦が進むにつれて減ってきている」
なぜか。
理由は「発信の中身」が乏しいから。
「昼に何を食べたとかの
身辺報告が目につく」
オソマツ。
昨日の日経新聞。
「ネット選挙、票の行方は」の記事。
東洋大学・山田肇教授のコメント。
「SNSで時候のあいさつから
文章を書き出す候補者もおり、
対応は二極化している」
ソーシャル・ネットワーキング・サービス。
使いこなさなくて、
どうする?
先日、ご一緒した衆議院議員。
「最後の投票行動を促すのは、
ドブ板選挙です」
そうなのだとも思う。
しかし政治家の資質の一つ。
「話す、語る、書く」
つまりコミュニケーション能力。
ローマ帝国のユリウス・カエサル。
演説は絶品、
文章力は抜群。
『ガリア戦記』は名文。
同時代の専門家マルクス・キケロが、
舌を巻くほど。
だからSNSへの対応力も、
政治家の資質の一つ。
もちろん「考える、動く、行う」
これも必須の能力。
経営者もコンサルタントも学者も、
リーダーにはみな、これが必要だろう。
日経の記事。
安倍晋三首相は公示日の10日間で、
「個人のフェイスブックを49回更新」。
コメントへの「いいね!」の数は1万件を超え、
「ネット選挙では首相が独走している」と、
敵対する民主党候補。
その意味で、安倍晋三、
21世紀の政治家の資質を備えているかも。
ただしツイッターのフォロワー数は、
7月上旬時点で、
あの鳩山由紀夫さんが約60万、
安倍晋三15万、
そして橋下徹100万。
ちなみにバラク・オバマは3000万。
鳩山の名前が上がってしまうとツイッターには、
ちょいとポピュリズム助長装置のきらいが
あるのかもしれないという懸念が湧いてくる。
政治はもっともっと冷静であるべきだろう。
経営ももっともっとクールであるべきだ。
しかし店はもっともっと熱くあるべき。
だから参院選挙を、
販促のテーマにするくらい、
知識商人は貪欲であっていい。
それでも、
選挙に行こう!
投票しよう。
よろしく。
〈結城義晴〉