結城義晴の退任を祝う会の「ふるさと」演奏とゼミのユニークさ
ソチ冬季オリンピック、
終幕を迎える。
日本のメダル獲得数は、
金1、銀4、銅3、合計8。
これは自国開催の長野に次ぐ成果。
1998年の長野は、
金5、銀1、銅4で、合計10。
前回のバンクーバーでは、
銀3、銅2、合計5。
だから今回の冬季五輪、
日本選手団は大活躍だった。
しかし、浅田真央の感動を味わえば、
メダルがすべての成果を
表わすものではないことは確かだ。
ただしそれでも、
獲得メダルが増えると、
うれしい。
さて私は今日の土曜日、
2週続いた大雪もなく、
夕方から東京・品川へ。
グランドプリンスホテル高輪。
中国料理「古稀殿」で、
会合。
そう、私の退任を祝う会。
今年度で立教大学大学院教授を退任する。
そこで、私が指導した結城ゼミ生が、
参集して、退任を祝ってくれた。
私は2005年から9年間、
立教で教鞭をとったことになる。
初めの4年間は兼務講師として、
そして後半の5年間は特任教授として。
私自身がとても勉強になった。
もちろん私が学んだことは、
100%教授した。
さて今日の会。
初めの1時間は、
今期の第5期生が、
自分の修士論文の報告をする。
トップバッターは河村信之さん。
カタログ販売を研修した。
次は、倉内和博さん。
医療機器の流通問題を研究。
そして細野直樹さん。
菓子の返品・廃棄問題を、
多角的に研究した。
塩田木綿子さん。
有機農業とオーガニック食品の研究。
山崎亮さん。
生命保険のチャネル多様化を、
ライフスタイル分析で明らかにした。
そして最後はゼミ長・足立幸一さん。
建材流通を舞台に、
業態とフォーマットを研究。
私の主張を裏付ける研究で、
これはよく書けていて、
ありがたかった。
最後のゼミ生の報告が終ると、
結城ゼミOBOG会会長の名古屋文彦さん。
結城ゼミOBOGは都合30人になるが、
その永久会長。
そして第2期代表・渋木克久君の音頭。
商人舎チーフエディター。
乾杯。
それから中華料理を楽しんだ。
ひとしきり飲んで食べて、
その後、各学年からのプレゼント。
まず、第5期生。
結城義晴の顔入りのゴルフボール。
ありがたい。
ゴルフボールを持って写真。
第4期生は、
香川耕太郎さんから授与。
カメラ・ストラップ。
これは私がいつも身に着ける道具。
ありがたい。
メッセージカードも付けられていた。
そして写真。
第3期生は私を模したフィギアを、
わざわざ注文して作ってくれた。
第2期生は、
児玉桜代里さんから。
私の立教大学院教授の名刺を、
金で施して送ってくれた。
これも嬉しかった。
最後に第1期生は、
星山朋子さんが選んで、
渡してくれた。
ブルースハープと、
ハーモニカホルダー。
そして私に一曲、
要求された。
まったくの突然のご所望だが、
ドドドレ~ミレ ミミファソ~♪
ファソラミ~ファミ レレシド~♪
そう「ふるさと」でした。
ありがとう。
その後、私からのお礼のスピーチ。
5年間を思い出しながら、
ゆっくりゆっくり話した。
みんなも、自分の研究生活を
思い出しながら聞いてくれた。
第1期から第5期までの評価もした。
結城ゼミのユニークさも、
強調した。
フィールドワークの重視と、
合宿主義。
会社にも店にも、そしてゼミにも、
ポジショニングが必須だと思う。
我々全員でつくった結城ゼミは、
くっきりとしたポジショニングを持っていた。
「いい人生をおくってほしい」。
それが私の願いだった。
みんな、ありがとう。
最後に女性陣から花束。
そして全員写真。
ソチ冬季オリンピックは終わる。
立教大学大学院・結城ゼミも、
これにて打ち止め。
ありがとう。
朝に希望、
昼に努力、
夕にも努力、
そして夜に感謝。
〈結城義晴〉