博多ボンラパス上出来新店と「イオン社長岡田元也さんのこと」
大阪・堺はいい天気。
アゴーラリージェンシーホテルから、
堺の港が見える。
午前中、ホテルの自室で仕事をこなし、
新大阪駅へ。
千成びょうたんの前で写真。
太閤秀吉にあやかりましょう。
駅構内には、おしゃれな雑貨屋さん。
On The Way。
新幹線のぞみで約2時間半。
車内でも、仕事仕事。
神戸から、岡山、広島。
堺はあんなに晴れていたのに、
兵庫県では雪。
不思議な日本列島。
そして新山口へ。
雲の姿かたち、色合いが違う。
上りホームには、Rail Starが止まっている。
西日本旅客鉄道が、
新大阪駅と博多駅間を結ぶ車両。
関門トンネルをわたって、福岡へ。
我が生まれ故郷。
ホテルは博多駅のそばのホテルレオパレス。
新しくて清潔なホテル。
荷物を置いてすぐに、
ボンラパス薬院六つ角店を視察。
福岡市中央区警固一丁目。
天神のそばの中心街のスーパーマーケット。
昨年7月にスクラップ&ビルドでオープン。
ハローデイのアップグレード・フォーマット。
これが実にいい店。
入口のところから、
一枚だけ写真を撮らせてもらった。
九州はもとより、
日本を代表するアップグレード型店舗。
ボンラパス(BON REPAS)は、
福岡地所傘下の企業だったが、
2006年7月にハローデイに売却されて、
今や一段と進化した。
社名と店名はフランス語で、
意味は「おいしい食事」。
店舗は真ん中のスペースが円形で、
その円形を取り巻くように、
青果・鮮魚・精肉・惣菜、
そして酒売場と円形に設計されている。
各部門の中では、
いたるところで実験がなされ、
福岡特産品も満載。
サービス機能も充実。
宅配サービス「ラパポルテ」。
それでいてリーズナブル価格を守り、
お客を集めている。
最近、必ずどこの店舗でも、
購入して試食するメンチカツ。
この店も上出来だった。
その後 急ぎホテルに戻り、
イオンリテールワーカーズユニオンの面々と
明日からの研修の打ち合わせ。
最後は、水炊き料亭「博多華味鳥」。
落ちついたいい店。
博多の水炊きをいただきながらの懇親。
話はどんどん盛り上がり、
結城義晴のブログ「毎日更新宣言」の
2007年8月10日の記事の話題になった。
タイトルは「結城義晴出張記」。
サブタイトルは、
「イオン社長岡田元也さんのこと」。
それをスマホで確認することができる。
こちらでも。
便利になった。
当時、私は㈱商業界代表取締役社長。
イオンの岡田さんと羽田から新千歳への
JALの機内で出会う。
私は書いている。
「岡田さんは、
イオンという会社と日本の小売業に、
どんなグランドデザインを描くのか。
そして私は、『商業の現代化』に対して、
いかにグランドデザインを提案するのか」
あれからもう7年。
イオンのグランドデザインは、
ずいぶん、くっきりとしてきた。
私の『商業の現代化』は、
まだまだ言葉ばかり。
反省しきり。
「いまや日本最大の
小売流通企業の代表取締役。
その岡田さんが札幌出張で、
エコノミークラスと電車の自由席を利用」
これ、岡田元也イズム。
私は書いている。
「さりげなく、
無理なく、
自由に、
生きたくなった」
この2007年8月10日のブログの翌日、
ブログは書いていないが、
12日から今日まで、
曲がりなりにも、
「毎日更新宣言」は続いている。
岡田さんとの偶然の出会いが、
毎日更新宣言ブログの
原動力になっているかもしれない。
この8月末日、
私は商業界の社長を退任した。
それから7年。
まだまだです。
しかし水炊きは美味だった、
懇親は楽しかった。
だから全員、満面の笑顔。
左から西近畿グループ副議長の草川千明さん、
同じく事務局長の佐々木淳一さん、
イオン九州労働組合中央執行書記長・伊本博志さん、
西近畿グループ議長の安藤賢太さん、
中四国グループ議長の柴田裕司さん。
イオンの強みの一つは
この労働組合。
その人材。
ホテルに戻ると、
疲れ切っていて、
ベッドに倒れ込んで熟睡。
私は福岡、熊本に、
土曜日まで滞在。
昨日の朝、横浜を発ってきたから、
日本列島の西側を、
新幹線で移動したことになる。
ちょっと寒い。
その日本列島も北日本では、
猛吹雪。
時間と空間の間を、
行ったり来たりで、
疲れたのかもしれない。
〈結城義晴〉