伊香保のゴルフと桜、「書き記すこと」による「自己管理法」
今日は、伊香保温泉で目覚めた。
昨夜の霧とは打って変わって、快晴。
伊香保カントリークラブでゴルフ。
18番ホールからは、
渋川の街と赤城山が見えた。
スコアは思い出したくないほどだったけれど、
天気は上々。
しかもバルセロナから帰国したばかりで、
痛風発作後ということを考えると、
無事ラウンドできたことだけでも、
十分に満足。
伊香保の桜は飛び切りよかった。
今年は、
東京・横浜の桜の最盛期に、
台湾に行ったり、
ヨーロッパを巡ったりして、
実に残念な思いをした。
だからその桜のご褒美を、
標高700メートルの伊香保で、
堪能させてもらった。
桜吹雪を、ゆったりと楽しんだ。
メンバーは、
㈱クスリのマルエ会長・江黒純一さん、
ユースキン製薬㈱取締役・齊藤和之さん、
そして大日本除虫菊㈱西田欣哉さん。
元気な桜はいい。
静かな桜もいい。
ありがたい。
さて、ジョイフル本田が東証1部に上場。
矢ケ崎健一郎社長。
「強みである超大型店を
2~3年に1店は出店したい」。
日経新聞のコメント。
矢ケ崎さん、おめでとう。
そして『ほぼ日』の「今日のダーリン」。
糸井重里さんが書く。
「とにかく、
書き留めるだけで効果がある。
体重のことでも、買い物のことでも、
クスリのことでも、仕事のことでも、
たぶん愛だの恋だののことでも」
賛成。
「ぼく自身は、かなり長い間ずっと、
朝起きて小用後のいちばん軽い体重と、
夜入浴前のいちばん重い体重を
計って記録している。
おおざっぱにだけれど、
夕食などもメモしている。
体重のがーんと上がった日には、
言い訳も記す」
「たったこれだけのことで、
けっこう体重の管理ができる」
世間では、記録式ダイエットと呼ぶ。
私も朝の体重と体脂肪を測り、
スマホのアプリに記録する。
「計って書いておくだけで、
なんにもしてないように
思われるかもしれない。
でも、それはちがうのだ。
『あ、そうか』と思ったり
考えたりしているのだ」
ここが大事。
「なにかしら思うのだ。
思うことによって、だんだんと、
よくないことは
避けがちになるものなのだ」
ここが、いい。
書くだけ、
記録するだけ、
メモするだけ。
どこにでもいい。
手帳にでもいいし、
カレンダーにでもいい。
パソコンやスマホのメモ欄でもい。
さらに読み返さなくてもいい。
「むだ遣いをしやすいと思う人は、
買い物のことを書いておくといいはずだ。
ぜんぶを記録しようと思わなくてもいい」
「書き記すということは、
実に力のある管理法なのだ」
糸井さんは、30年前、
「ぜんそく日記」をつけながら、
定期的に病院に通って、
ぜんそく発作を治した。
書き記すと、
よくないことは、
避けがちになる。
私のブログも最近、
ずいぶん自分のことを書くようになった。
そして「記録式管理法」の効果を、
実感するようになった。
ピーター・ドラッカー先生の二つの方法。
「時間管理」と「フィードバック分析」。
これらも「記録式」をベースにしている。
前者は「自分の行動の時間」を記録する。
後者は「何かをすることに決めたら、
何を期待するか」を書きとめておく。
書くこと、
記すこと、
記録すること、
メモすること。
誰かに提出するなんぞということを、
一切、考えなくていい。
自分のために、
書く、記す。
それが「自己管理法」の基本である。
今日は、いい話だった。
今日のゴルフの「避けねばならない点」も、
記録しておこう。
では、みなさん、
良い週末を。
〈結城義晴〉