Wumart・永輝超市・テスコ視察と北京ダックに舌鼓の長い一日
政府与党が軽減税率制度の素案を発表。
生活必需品の消費税率を低くする目的。
対象品目の検討作業は、
「まずは飲食料品分野とする」。
具体的には8案が示された。
自民党税制調査会・野田毅会長。
「幅広い角度から国民の議論に通したうえで、
これから先の対応を決める」
7月から業界団体の意見聴取スタート。
9月から絞り込みに着手。
いよいよ、重要な段階に入ってきた。
さて私は、早朝の羽田空港国際線。
8時30分のCA184便で北京に出発。
梅雨入りしたばかりの東京の空。
雲に覆われている。
雲の上空は青空。
日本列島も日本海も厚い雲に覆われている。
中国本土に入って、
さらに北京上空。
厚いガスに覆われている。
うっすらと陸地が見える。
そのガスを通して見えてきた北京。
空は厚いガスに覆われて、
街並みはかすんでいる。
北京首都国際空港が見えてきた。
到着しました。
4時間のフライト。
北京オリンピックで大改装された空港は、
ガラス張りの現代建築。
中国最大の空港で、
アジアでも最大級の規模。
ハブ空港でもある。
各国の言葉で出迎えてくれる。
今回は
万代ドライデイリー会の中国視察。
大阪からやってきたメンバーと合流。
異様な色の雲。
専用バスで空港を後にする。
最初に向かったのはWuMart。
物美控股集团。
北京を中心にスーパーストア155店、
ミニマートを392店展開。
北京市場では30%のトップシェアを誇る。
店内を見て回る万代ドライデイリー会のメンバー。
青果売場はバラ売りが中心。
菓子もバラ売り。
店を見るだけでなく、
商品を食べてみる。
ストアコンパリゾンの大事な手法。
ウーマートでは渉外担当の
張賀さんにインタビュー。
㈱万代の加藤徹社長と3人で。
次に向かったのはテスコ。
イギリスナンバー1の小売企業。
ワールドカップのプロモーションコーナー。
中国は参加できないが、
売場は大々的にワールドカップ
加工食品と飲料の売場、
プロモーションは派手だが、
顧客の姿がほとんどない。
永輝超市。
テスコとは100メートルと離れていない。
この永輝がすごい。
中国にあって最新の売場づくりを見せる。
水槽が 並ぶ鮮魚売場。
ホットデリのコーナー。
インストアベーカリーの売場。
白を基調にした什器で清潔感があふれる。
お客がよく入っている。
永輝超市とテスコ、明暗がくっきり。
永輝超市を訪れるのが、
今回の北京訪問の主目的。
それは果たされた。
ホテルに戻り、
すぐに結城義晴の講義。
中国市場を概観し、
視察で何を学ぶかを解説。
早朝に大阪を出発し疲れているにもかかわらず、
ご清聴に感謝。
講義を終えて
全員で有名な北京ダックのレストランへ。
「全聚徳」。
乾杯のあいさつは、
万代ドライデイリー会会長の
今津龍三さん。
㈱今津社長。
目の前で北京ダックを提供してくれる。
北京ダックは美味しい。
北京随一のレストランの北京ダック。
とりわけ、美味しい。
しかし、美味だからこそ、
私の持病・痛風には大敵。
4月のロンドン、北京ダックが痛風を呼び寄せた。
北京の北京ダックでは、
それを気をつけた。
それが美味しかった。
朝6時に家を出て、
北京へやってきた。
長い長い一日だった。
今日も一日、すべてに感謝。
(つづきます)
<結城義晴>