ジジと新聞[2010日曜版vol31]
今日から8月です。
・・・・・・・。
ボクの名は、ジジ。
ユウキヨシハルさんのカゾクとして、
ヨコハマにすんでいます。
ボクは、シンブン、
だいすきです。
カサカサして、
きもち、いい。
ユウキヨシハルのおとうさん、
アメリカからかえってきました。
そうすると、いつも、いいます。
「新聞の一覧性は、ほんとに便利だなぁ」
ボクも、そう、おもいます。
でも、おとうさん、
やすみなし。
きのうは、リッキョー大学。
タチカワ記念館で進学相談会。
おとうさんは大学院の教授もしていますが、
そのシゴトは、おしえることだけではありません。
キョージュの会にでるし、
ニューシの面接もする。
シンガク相談もする。
講義は7月におわりましたが、
今日から、ユーキゼミ合宿。
朝、カバンをひっぱって、
でていきました。
特急あずさにのって。
すずしいところで、合宿です。
清里。キヨサト。
ボクは、あついヨコハマで、
おるすばん。
いつものことです。
でも、去年、キヨサトでは、
うつくしい虹がみえた。
こんなことも、元気のもとにして、
おとうさんはガンバっています。
だからボクは、
こころのなかでオーエンしながら、
おとうさんがかえってくるのを、
まっています。
「生かされている
この生命」
こんなきぶんです。
今日は、おとうさんもいないし、
ゆっくり、すみずみまで、シンブンでも、
よむつもりです。
「生かされている
この生命」
このきもちが、
たいせつなのだと、
おもいます。
<『ジジの気分』(未刊)より>