「現場第一」 Practice comes first!
「現場」を第一にする考え方は、
さまざまな会社、さまざまな人に見られます。
結城義晴自身、㈱商業界の30年間は、
ジャーナリストとして
現場第一主義を標榜していましたし、
現在も、この考え方に揺らぎはありません。
経済ジャーナリストとしては、
『財界』を興した三鬼陽之助さんが、
「経営幹部は常に現場に立て」と主張しました。
ウォルマートには、
“Keep your ear to the ground!”という標語があります。
「地に耳をつけよ」と直訳できますが、
結城は、「神は現場にあり」と理解しています。
トヨタには、三現主義があります。
「現地、現物、現場」の三現主義。
そしてピーター・ドラッカー先生が、こう言っています。
“Practice comes first.”(『The new realities』より)
これこそ、英語で表わされた「現場第一」。
いつの時代にも、「現場第一」は変わりません。
しかし、新型ウィルスが
世界的に猛威を振るいそうな今こそ、
すべての仕事が、
「現場第一」で行われてほしいものです。