「自分の強みを活かせ」
ピーター・ドラッカー先生の持論だが、これだけ自分の強みを知り、
強みを主張するアメリカ人に対して、ドラッカー先生はさらに言う。
「自分の強みを知れ、強みを活かせ」
ドラッカー先生ご自身、「強みを知り、強みを活かす」ことによって、
生き抜き、成果を上げてきたから、こう諭すのだと思うが、
奥ゆかしい日本人に対しては、どれだけ強調しても足りることはない。
だから新年度が始まるときの標語。
「自分の強みを活かせ」
あなたの強みは、何ですか?
即座に答えることができますか?
あなたの店の強みは何ですか?
それをお客様に伝えていますか?伝わっていますか?
あなたの会社の強みは何ですか?
会社全体でそれを意識していますか?
弱みを直そうとするより、強みを活かし、強みを伸ばす。
どんな人にも、強みがあり、弱みがある。
強みがなくて、弱みしかない人はいない。
強みばかりで、弱みのない人もいない。
自分よりも、他人のほうが、強みが多くて、弱みが少ないように、
見えるかもしれないが・・・。
しかし自分でそう思っている者こそ、
自分を強調し過ぎるきらいもあるから、人間はおもしろい。
「マエデビッチ・ジマンスキー」
ロシア人ではない。
主張は、謙虚でもいい。
自分の強みを知る者は、
謙虚なモノの見方、考え方を知っている。
自信があるからだ。
本来、「強みを知る」ことの意味は、
この謙虚さを生み出すところにある。
「自分の強みを活かせ」