「質(たち)の良い売上げ・質(しつ)の良い仕事」
不況になると、
「質の悪い売上げ」が紛れ込んでしまいます。
特に、決算月の2月や3月には、
気をつけねばなりません。
質の悪い売上げとは、一言でいえば、
「顧客の満足とは関係なく生じる売上げ」のこと。
もちろん現実的には、
質の悪い売上げが生まれることもあります。
全否定はしません。
しかし顧客満足をつくりだしたうえで、
それを売上げにすることは、難しいし、しんどい。
質の悪い売上げのほうが、易しいし、楽です。
「難しくて、しんどい仕事」が、
「質の良い仕事」です。
そして「質の良い仕事」は、「
質の良い売上げ」を生み出します。
「自然、必然、当然」(武者小路実篤)
一番怖いのは、「質の悪い売上げ」が、
癖になり、習慣になり、習性になり、
やがて組織の風土になってしまうことです。
それだけは避けなければらない。
特に2月・3月の決算期には、
「質の悪い売上げと質の悪い仕事」を
退けなければならない。