立教大学院・結城ゼミOB・OG会と「多様性に富んだ組織」
9月11日、二百二十日。
立春から数えて220日目。
今度は東北に豪雨。
今月の2日のこのブログで、
農業の三大厄日の話を書いた。
八朔、二百十日、二百二十日。
そして今月は、
防災月間だということも、
9月1日のブログで書いた。
それがどちらも当たってしまった。
ふたたび、みたび、
お見舞い申し上げたい。
その9月の月刊『商人舎』。
お蔭さまで、大好評です。
そこで先月号に続いて、
今月号は1冊1500円(税別)にて、
単品販売することになった。
本来は、毎月毎月、
年極購読してもらいたい。
そうすれば、5人組で、
IDとパスワードも保有して、
Weekly商人舎やDaily商人舎も、
いつでも読める、見られる。
1500円で5人だから、
1人300円。
年間で1人3600円〈プラス税〉。
それが、知識商人のための、
Eラーニングにつながってゆく。
しかし今月号は、単品販売もする。
ご購入希望の方には二つの方法がある。
①FAXでの申込み
以下の申込用紙→http://www.shoninsha.co.jp/…/magazine_201509_application.pdfを
ダウンロードし、必要事項を記入の上、
FAXでお送りいただきたい。
②メールでの申し込み
magazine@shoninsha.co.jp宛てに、
名前、送付先、ご連絡先、購入部数を入力の上、
お申込みいただきたい。
※別途送料実費。
※お問い合わせは、㈱商人舎まで。
TEL:045-350-6651 FAX:045-313-1261
ふたたび、今月の商人舎標語。
[Message of September]
自分の強みを知れ。
その自分の強みだけを見よ。
そして、自分のあり方を変えよ。
ほかの誰かになろうとするな。
自分自身を変えようとするな。
しかし、自分の生き方を変えよ。
ピーター・ドラッカーは説く。
ポスト・モダンの心得。
人間の生き方、企業のあり方。
自分の皮を脱ぎ捨てて、
本当の自分を見い出せ。
蛻変せよ。
だから、自ら、変われ。
ふたたび、変われ。
みたび、変われ。
変わるものを変えられる勇気を、
変わらぬものを受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を。
イノベーションに挑め。
イノベーションを起こせ。
イノベーションを楽しめ。
小さな成功に満足するな。
そこに安住するな。
留まるな。
自分が変わらねば
仲間を変えることはできない。
自分が変わらねば
会社を変えることはできない。
自分が変わらねば
社会を変えることはできない。
だから、自ら、変われ。
ふたたび、変われ。
みたび、変われ。
しかし、自分自身を変えようとするな。
ほかの誰かになろうとするな。
自分のあり方を変えよ。
〈by Yuuki〉
さて今日は午前中、
商人舎WebMagazine会議。
Webコンサルタントの猪股信吾さん、
fasebook コンサルタントの内田憲一郎さん、
プラージュのSE八ツ田一成さん。
ご覧の商人舎公式ホームページ、
改善の跡が見られるだろうか。
とにかく、わかりやすく、みやすく、
シンプルに、シンプルに。
最後に残ってくれた猪股さんが月刊『商人舎』、
私がHarvard Business Review。
立教大学院・結城ゼミ二期生の猪股さん。
その結城ゼミOB・OG会が、
夕方7時から池袋で開催。
全員集合したところで、
女性陣から花束をもらった。
この時期のOB・OG会は、
私の誕生祝いとなってしまう。
古希だとか、喜寿だとか、
あるいは傘寿、米寿、卒寿、白寿となると、
それは別の意味でお目出度いが、
還暦からの10年間は、
ちょっと中途半端。
この10年くらいにエージシュートでもできれば、
カッコいいのだが。
それでも、ゼミ生たちからのお祝い、
ホノルルでのお祝い同様、
心から感謝したい。
今日はもうひとつ、
凄くうれしいニュース。
三期生の香川耕太郎さん。
修士論文タイトルは、
「マンションデベロッパーの
経験価値創造に関する考察
――コンジョイント分析によって
購買決定要因を検証する」
立教MBAのマスターであり、
一級建築士でもある。
2015年の住宅・住空間部門で、
グッドデザイン賞を受賞。
お目出とう。
私の誕生日より、
断然、うれしい。
全員で笑顔の写真。
有志での二次会は、
薄利多賣半兵ヱ。
レトロなデザインの店内。
実に気分がよかった。
最後に今日の日経新聞。
リンダ・ヒルさんが語る。
ハーバード・ビジネス・スクール教授。
イノベーションの研究者。
イノベーティブな企業の特徴は、
「多様性に富んだ組織であること」
加えて3つの特徴。
「第1に組織のメンバーが、
同じ目的意識を持っていること。
第2に『自分たちにとって最も重要なことは何か』
という価値観を共有していること。
第3に互いに尊敬し合うといったルールを
すべてのメンバーが理解していること」
同感。
イノベーションを生む組織のリーダー像。
「ビジョンを示してメンバーを率いるのではない。
メンバーの多様性や違いを増幅させる。
違いを認め、多様な意見を
出し合う環境をつくる。
相違や不一致を含む意見を組み合わせ統合し、
ブレークスルー型の意思決定を導く」
従来のリーダー像と異なる。
「知識経済が中心の時代、
勝負の決め手は人材だ」
「どこの国も組織も、
人材を生かしきれないと勝負できない。
人口の半分(を占める女性)を
活用できていないのは不利だ。
すべての人材の能力を生かすことが、
日本の生産性向上には重要になる」
そして最後に、
女性の活躍を実現するうえで重要なこと。
「多くの女性を登用しても、
能力を発揮する環境がなければ意味がない」
「女性たちが経験を通じて学習し、
成長できるような仕事を与え、
(有用な)人脈にアクセスできるところに
配置することが重要だろう」
「日本が成長するには、
ダイバーシティマネジメントが必要だ」
まったく同感。
結城ゼミを見ても、
ダイバーシティの重要性は分かる。
小売りサービス業は、
ダイバーシティ・マネジメントでは、
優位にある。
女性の就労者が圧倒的に多い。
今月号の特集YAOKO-Innovationsも、
「パートナーさん」と呼ばれる女性陣に、
大きく支えられている。
もちろん6月号の特集、
女性が働きたい店・会社・産業も。
公開中のDaily商人舎記事は、
ウォルマートが
アップスキリング・プログラムを導入
これも多様なフルタイマー・アソシエーツに、
能力向上のプログラムを導入する話。
多様な組織の人々が、
同じ目的意識を持ち、
価値観を共有し、
互いに尊敬しあう。
結城ゼミもそうでした。
心から、ありがとう。
〈結城義晴〉