帰国してPositive心理学「したいこと・できること・すべきこと」
帰国しました。
平和堂米国研修第12団。
春秋と1年に2回ずつ続けて6年。
成果ははっきりと出ている。
その成果の幅とスピードは、
年々、大きくなっている。
朝日新聞から、
昨日の『折々のことば552』
為し得ることが非常に
たくさんあるように思えるから
不安なのであり、
できることが何もないから
退屈なのである。
(ミハイ・チクセントミハイ)
チクセントミハイは、
ハンガリー出身のアメリカ人。
クレアモント大学院大学教授、
ポジティブ心理学者。
1934年生まれで、
今年、82歳。
この心理学は、
個人や社会を繁栄させるような、
強みや長所を研究する学問。
1954年にまず、
アブラハム・マズローがはじめて、
「ポジティブ心理学」の用語を使った。
1970年代から、
マーティン・セリグマンが、
このポジティブ心理学を提唱し、
セリグマンは1998年、
アメリカ心理学会会長となった。
1990年、チクセントミハイが、
著作『フロー体験』を発刊して、
能動的な活動と幸福感のつながりを研究。
したいこと、
できること、
すべきこと。
「そのいずれもが茫洋としていて、
次の行動へと踏みだせないとき、
ひとは知らぬまに鉛筆を噛んだり、
いたずら書きをしたりしている」
「『無秩序によって
心が圧倒されないよう』
経験にとりあえず何かの
型を与える必要があるからだ」
平和堂第12団のメンバーたち。
為し得ることが非常に
たくさんあるように思えるだろう。
だから今、不安だろう。
しかし、
したいこと、
できること、
すべきこと。
それが一つになるとき、
能動的な活動が、
幸福感と一体化する。
朝5時半にホテルを出発して、
バスの中で講義。
そしてサンフランシスコ国際空港。
朝日が昇ってきて、
朝焼けが空港を映し出す。
アメリカン航空。
飛び上がると、ベイエリア。
そして1時間半。
広大なロサンゼルス上空。
ドジャースタジアムが見える。
ロスで乗り換えて、
11時間半。
ネット環境がなかったので、
前半は食事をしてから、
原稿など書いて、
あとは映画を3本。
「インディペンデンス・デイ」の続編、
「リサージェンス」
Resurgenceは「復活」
しかし駄作。
今回は駄作ばかり。
ああ。
東京成田空港に着いたら、
ムッとする暑さ。
それでも2週間ぶりの日本。
チェックアウトして、
到着ロビーで解団式。
西野伊佐男副団長が、
今後の行動提起。
アルプラザ城陽支配人。
柳本啓之団長は、
今後の心構えを語った。
滋賀大型営業部部長。
私のメッセージはシンプル。
「イノベーションを起こせ。
そのために、自ら変われ!」
そして全員写真。
最後に、夏原陽平さんと握手。
コーネル・ジャパン奇跡の第2期生。
平和堂取締役営業統括副本部長。
したいこと、
できること、
すべきこと。
それをひとつにして、
能動的な活動を、
幸福感につなげたい。
〈結城義晴〉