1WorldSyncアーカンCEO対談と「進化」のブレーキ
三つのメディア、
二つのデータベースで、
構成されている。
Monthly商人舎は月刊誌。
現在の号特集は、
「地球イータリー化現象」
Weekly商人舎は週刊誌。
日替り連載と、
週刊特別企画。
現在は、
ピカール3号店スタディ。
そしてDaily商人舎は、
日刊ニュース。
商人舎マガジンサイトの、
右サイドを占めています。
思うところあって、
このDaily商人舎を、
全公開にしました。
過去のニュースも、
遡って検索することができます。
どうぞ、ご活用ください。
ちなみに今日のDailyニュースは、
6本公開しています。
さて今日は1日、
横浜商人舎オフィス。
今日は2月最終金曜日で、初の
プレミアムフライデー。
毎月末の金曜日に早期帰宅を奨励し、
新たな消費喚起を促す試み。
アフター3に新たな消費は動くか。
イオンもイトーヨーカ堂も、
三越伊勢丹ホールディングスも、
その他の小売サービス業も、
プレミアムフライデー狙いで、
様々なプロモーションに挑戦する。
それは、とても、いいことだ。
商業として。
しかし、そのプロモーションに、
想定通りのターゲットが、
想定通り反応するとは限らない。
そこが小売りサービス業の面白さ。
セレンディピティ。
serendipity。
大いに、顧客を喜ばせてほしいものだ。
たとえ、想定とは違っていても。
プレミアムフライデーなのに、
夕方から商人舎では、
1WorldSync Japanの、
トップのみなさんの訪問を受けた。
右が朴 水石さん、
代表執行役員社長。
左が久恒整さん、
ビジネスデベロップメントマネジャー。
1WorldSyncは、
世界最大の商品情報プラットフォーム。
朴さん、久恒さんと、
徹底的にディスカッション。
左は高久沙織さん、
アカウント・エグゼクティブ。
そしてドイツ・ケルンと、
スカイプで対談。
お相手は、
ニハット・アーカンさん。
1WorldSyncのグローバルCEO。
トルコ系アメリカ人。
1WorldSyncはGDSN®によって、
欧米の商品情報の80%を管理している。
GDSNは、
Global Data Synchronization Network™。
アーカンさんとの対談の後も、
じっくり情報交換と討論をして、
大いに満足。
さて日経オンライン『経営者ブログ』
宮内義彦さんは、
オリックスのシニア・チェアマン。
「親の世代より豊かか貧しいか」
「米国の友人から勧められて」
宮内さん、「なかなか面白い本」を読んだ。
『PROGRESS』
Oneworld Publications刊。
著者はヨハン・ノルバーグ、
スウェーデンの若手経済評論家。
宮内さんのコメント。
「とてもわかりやすい英語で書かれており、
大学生なら十分読めそうです」
私もさっそくAmazonに注文。
品切れ状態の人気本。
「PROGRESS」は「進歩」の意味。
この本は、
「楽観的に歴史の流れを分析する内容」
「この本は社会の動きを
食糧、衛生、寿命、貧困、暴力、環境、
識字率、自由、平等の9項目に分けて、
世界がどれだけ進歩したかを
客観的なデータに基づいて
淡々と述べています」
「多くの人は世の中は混沌として
親の世代より悪くなっており、
自分の子供や孫の時代は
もっと悪くなっているだろうと
考えているかもしれませんが、
それは間違いだというのです」
面白そうだ。
楽しみでもある。
ブログの中で、宮内さんは言う。
「PROGRESSは、
米国のある経済学者の著書から
こんな言葉を引用しています」
「世界の進歩を促す原動力は
知識の蓄積で、
進歩にブレーキをかけるのは
想像力の欠如と
社会の不健全な規制である」
同感だ。
例えば11WorldSyncも、
その商品情報プラットフォーム構築に、
ブレーキをかけるのは、
想像力の欠如と不健全な規制である。
〈結城義晴〉